ラトルスネイクス、BIG8優勝候補東大に残り45秒で逆転勝利
関東学生アメリカンフットボール1部BIG8第4節。拓殖大学アメリカンフットボール部ラトルスネイクス(以下、拓大)は、10月17日(土)、東京大学(以下、東大)と対戦致しました。
東大はずっと関東1部の常連校で部員も100名を超えている強豪。今年の春は京都大学にも勝ち、BIG8優勝候補の一角。両チームとも、ここまで2勝1敗。TOP8とのチャレンジマッチ進出生き残りをかけたサバイバルマッチとなりました。また、1部で拓大の対東大戦はここまで1勝1敗。昨年は初戦で激突し、10対10の同点から延長戦で対東大戦初勝利でした。
試合は、東大のレシーブからスタート。拓大の守備陣が活躍して東大の攻撃を4プレーできっちり止めるも、拓大も攻めきれず膠着状態。しかし、第1Q終了間際にロングパスからゴール前に攻め込み、狙ったフィールドゴール(FG)が外れ、0-0で第2Qへ。
第2Qに入り、6分過ぎに東大にタッチダウン(TD)パスを決められ0-7。8分過ぎにもFGを決められ、0対10で折り返し。
後半に入ると、拓大が逆転に向け、猛反撃。第3Qは今一歩攻め切れませんでしたが、第4Q開始早々、WR(ワイドレシーバー)#1小泉からWR#15本多にパスをするスペシャルプレーでTD。7-10。
その後、膠着状態になりましたが、試合終了間際に怒涛の攻め。残り45秒となったところでQB(クオーターバック)#9河西からTE(タイトエンド)#8八木へ逆転のTDパスが成功し、遂に逆転。14対10。その後、拓大ディフェンスが大健闘し、東大のプレーをことごとく封じ込め、拓大最後の攻撃。上手く時間を使い切り、勝利を収めました。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 | |
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拓殖大学 | 0 | 0 | 0 | 14 | 14 |
東京大学 | 0 | 10 | 0 | 0 | 10 |
この日、箱根駅伝予選会と同日開催となりましたが、時間差もあり、学友会幹部の諸先輩はじめ多数の御学友試合開始後に駆け付けてくださいました。
チアリーダーの皆さんも、雨の中行われた箱根駅伝予選会応援後に濡れたユニフォームのまま第1Q途中からお越し頂き、観客席をリード頂きました。
前半劣勢であった拓大を勝たせようと、陸上支援会の大きな旗を立てて頂いたり、皆さんの母校を勝たせたい思いが籠った観客席となりました。皆さんの思いがプレーに乗り移ったかの様に見事な逆転勝利を収める事が出来ました。ありがとうございました。
また、この試合、東大は必勝を期して連盟から各校に1試合のみ与えられている、自校でセレモニーなどを行えるホームカミングデイを実施。東大応援部も来て試合前に選手一体となってのエール交換などもありました。御越し頂いた紅会はじめ御学友の皆さん、チアリーダーの皆さん、OB会、父母会、拓大アメフトファン一体となって、東大を上回る大きなエールとなり、まるで拓大のホームカミングデイといった様相となりました。感謝致します。
次節は、11月1日(日)16:30キックオフ、対駒澤大学となります。昨年の駒澤戦は僅差の3対0の試合、今年も東大と同点延長までいった強敵です。ここに勝ちますと、リーグ戦の優勝の可能性も見えてきます。
尚、この日は、拓大のホームカミングデイとなり、試合前の校歌、エール、ハーフタイムショー、同じハーフタイムにチアリーダーによるカチマス踊りレクチャー及び興亜の雄図などがございます。拓大のホームカミングデーらしく、母校拓大愛に溢れたひと時を過ごしながら、母校の選手に声援を送って頂きたく存じます。皆様のお越しをお待ちしております。
次節
11月1日(日)16:30~ 対 駒澤大学
会場:アミノバイタルフィールド(京王線飛田給駅下車徒歩10分)