髙立関新十両昇進祝賀会
大相撲5月場所で幕下全勝優勝し、新十両に昇進した母校拓大相撲部出身の髙立関(高木立太、112期―木瀬部屋)の新十両昇進祝賀会が、相撲部OB会主催で9月2日(水)東京・お茶の水の東京ガーデンパレスで盛大に開かれた(出席者約100人)。
髙立関は相撲どころの石川県出身で昨年卒業の23歳。学生相撲出身だが、前相撲から取り、去る3月場所三段目、5月場所幕下で連続優勝し、僅か8場所で十両に昇進した実力者である。8場所で新十両昇進は過去5位タイのスピードとのことであり、大いに期待されたが、7月の名古屋場所でよもやの負け越し(5勝10敗)、8月30日に発表された番付表で西幕下3枚目に降格となった。それだけに当日は祝賀会と言うより激励会の様相で、来賓として出席された大学の福田理事長、赤澤学友会長の祝辞・挨拶も一日も早い十両復帰を願うものだった。
新十両昇進に合わせて大学から贈られた化粧まわしが披露された。化粧まわしはオレンジの中心に金色の拓大校章が大きく描かれ、出席者からオォーッとどよめきと大きな拍手が場内一杯に響いた。
御礼の挨拶に立った髙立関は、贈呈された化粧まわしをつけて十両で相撲を取れるよう、頑張ると力強く語った。
拓大卒業の竹縄親方(元関脇栃乃洋、94期)も駆けつけて激励した。(O)