應援団紅會総会

   2015/06/03

應援団紅會総会

日時

2015(平成27)年5月16日(土)17時30分~

会場

銀座「青百合飯荘」

人数

43人

来賓

溝口正夫(拓殖大学常務理事)河田昌一郎(同)赤澤 徹(学友会長)唐牛勉(吹奏楽部如雲会長)鈴木和吉(アメリカンフットボール部OB会長)

校歌斉唱、物故者への黙祷に始まり、溝口常務よりルネッサンス事業も無事完成の報告と拓大応援団紅會より多大なる寄付を頂いた旨の感謝のご挨拶がございました。続いて河田常務理事、赤澤学友会々長、唐牛如雲会々長、鈴木アメフトOB会長のご挨拶を賜りました。

中島武紅会々長より「本年は7月の学友会沖縄支部創立60周年記念祝賀会、同月アメリカンフットボール創部50周年記念祝賀会(東京ドームホテル)10月は第7回靖国神社に於いて英霊を奉る奉納演舞等、演舞披露が続きます。どうぞ、全国どこにでも演舞要請があれば駆けつけます。そして今年も8月には納涼会(屋形船)、10月には箱根駅伝予選会の応援があります。皆さんの協力をよろしくお願いいたします」と挨拶がありました。その後総会を開き、全ての議案を全会一致で決議しました。

川崎康次副会長の乾杯の音頭で祝宴となり、今後の紅会活動について話に花が咲きました。72期落語家の古今亭志ん彌師匠から「豪華客船『飛鳥』に乗船し落語を噺す仕事で、インドを出航しソマリアを過ぎるまで海上自衛艦『村雨』が5日間一緒に警護航行してくれ、最後の日は艦長自らマイクで『警護に就かせて頂きありがとうございました、感謝してます。皆様の航海の無事を祈ります』と話しかけくれた。両船ともみんなで手を振って別れを惜しんで涙らがらに『ありがとう!ありがとう!』と心が躍るものがあった。海上を走る日本の船を守っている海上自衛隊の仕事に感激した」とお話を頂きました。また、フィリッピンより帰国したばかりの映画監督、77期の香月秀之監督は「11月公開の『クロスロード』という映画の撮影中、現地の人たちと心温まる瞬間がありました。ロケはフィリッピンの山奥で行われました。1人の老人が語った昔話で、戦争中、日本の兵隊さんの1人が村の子供たちを集めて一緒に遊んでくれ「お手てつないで」を教えてくれました。その老人は最後まで歌を覚えていて、私の前でしっかり日本語で歌ってくれました。兵隊さんは最後に銃で撃たれて亡くなりましたが、悲しい思い出ですと涙を流したそうです。自分も、兵隊が自分の子供を思い出して「お手てつないで」を歌っている心境を思い、涙が止まりませんでした」と話をしていただきました。古今亭師匠、香月監督には感動のお話を頂き、胸に迫る想いがありました。

最後に興亜の雄図、押忍三唱にて宴を閉会し、それぞれの宵の街へ…。

応援團紅會事務局長 澤田伸一(77期)