拓大に感謝状、西口部長に特別功労賞 レスリング協会80周年式典・祝賀会

   2014/04/03

レスリング協会80周年式典・祝賀会①

財団法人日本レスリング協会創立80周年記念式典と、ロンドン・オリンピック大会メダル獲得祝賀会が9月15日、東京プリンスホテルであった。式典では拓殖大学など20校に感謝状が贈られた。フリースタイル男子4人を輩出し、金1、銅1の貢献をした拓大は福田勝幸理事長(65期)が代表で受賞した。また功労者表彰(計464人)を受けた母校関係者は次の10人。

嶋田治朗(51期、元千葉県協会長)、宮澤正幸(同、日本協会顧問)、會澤悦夫(56期、茨城県協)、畑岡隆(57期、同)、前田猛(60期、群馬県協)、天谷政幸(62期、日協)、横田啓二(64期、徳島県協)、疋田周二(71期、栃木県協)=以上レスリング部OB、柏木景岳(同、長野県協)、菊池清治(短23回、都協)太字は出席。

つづく祝賀会は1200人の招待者で溢れたが、大学からは工藤信一常務理事と阿南惟正理事(後援会長)両役員はじめ、西口茂樹体育振興部長(レスリング部長)および佐藤守彦レスリング部OB会長(66期)、枝本秀人(71期)飯室雅規(98期、自体校教官・1陸尉)齊藤貴子(107期、同2陸曹)が出席、またボクシング世界王者の内山高志(100期)も見えて花を添えた。

歓談半ばに入ってステージ上で福田富昭日本レスリング協会長から西口茂樹拓大部長が呼び出され、今回の功績をたたえる特別功労賞と金一封が贈られた。

オリンピック2回出場のキャリアを持つ西口部長は1994(平成6)年、日体大大学院を経て拓大職員に就任後、実に1人で5人のオリンピック選手を育て、そのうち今回は金メダル・銅メダル各1の大戦果をあげ、男子不振に悩む日本レスリング界に歓喜の嵐を巻き起こした。

ロンドン4人のうち、磯川孝生(山口・徳山大職)は所用で欠席したが、8年前のアテネ大会参加の西口門下第1号・豊田雅俊(97期、警視庁6機)は今回の日本選手団コーチとして大任を果たした。

また、日本レスリング協会は同日次の新刊書2冊を発表した。①「日本レスリング協会80年史」②「日本レスリングの物語」(岩波書店)

レスリング協会80周年式典・祝賀会②2レスリング協会80周年式典・祝賀会③