驚きの連続(第28回北短ミュージカル感想文⑨)

   2014/03/26

第28回北短ミュージカル⑨

商学部会計学科3年 鹿野 勇貴

私自身、ミュージカルを見るのは一つの趣味であり、また、北海道という場所は日本の中で一番好きなので、双方からとても楽しみだった。今年の北海道深川市だが、北海道でもまれに見る豪雪となり、歩いていると上を向いても雪が積もっているほど。街中に歩行者は少なく多少の車が行き交っていた。外はしんしんと冷え足元が滑る中、ミュージカルの会場に着くと、3つの驚いたことがあった。まず、予想外の行列が出来ていて驚いた。街の人ほとんどが来ているかのような盛況ぶりである。会場は満席となり、本番を迎えると、二つ目に驚いたのは学生たちの技術力の高さである。職員の方の話によると、練習は約半年前から始まり、オーディションによって各役が決まるという。また、演出家や歌唱講師などが後ろに付いているというので全てが本格的である。そしてもう一つ驚いたのは、学生と職員との距離が本当に近いということ。さらにホテル内での懇談会でその驚きは確信的となった。職員と学生が対等に向き合い、ともに盛り上げているという感じで、仲の良さがとても印象的だった。少し羨ましくも感じてしまった。

短い時間であったが、ミュージカルの素晴らしさのみならず、私にとって北短のイメージはがらりと変わった。ミュージカルはもちろん、北短は、拓大にとっても、北海道にとってもなくてはならないものだと思う。