北短ミュージカル交流会
2月18、19日の両日、深川市文化交流ホール「み・らい」で拓殖大学北海道短期大学学生によるミュージカルが上演された。28回目を迎える今年のテーマは「ふたつの空」。
飽くことなく自然破壊を続ける人間たちに、人間の姿に変えた昆虫の行動を通して、本当の豊かさとは何なのかを考えさせるファンタジィ作品。
スタッフもキャストも一人ひとり自分の仕事を完璧にこなし、すばらしいハーモニーを醸し出していた。唯一、深川のホールの立見席までいっぱいにしたという実力は今年も健在だった。
このミュージカルに、学友会が東京の拓大学部学生10人を招いた。
ミュージカル終了後、学友会主催の交流会に学生たちは臨んだが、この交流会の目的は、北短の「拓大ミュージカル」観劇を通して、拓大在学生と北短在学生とが相互交流を図ることである。
交流会には、北短から昨年秋の拓大紅陵祭に参加した学生8人、東京からは留学生2人を含む各分野で活躍している学部学生10人、大学、短大から8人、学友会13人(札幌支部7人、深川支部6人)が参加した。
交流会は大館北海道連合会長のあいさつに始まり、篠塚北海道短大学長、工藤常務理事のあいさつ、そして大平深川支部長の乾杯で和やかに歓談となった。
「ミュージカルが想像していた以上にすばらしく感動的だった」という感想が語られた。そして、「拓大伝統の語劇祭にも生かしていきたい」「今回の観劇に参加できたことに感謝したい」「拓大に入学して本当に良かった」「すばらしい教授と友人に恵まれて幸せです」など等、拓大生であることに誇りを持ち、目を輝かせて語る学部学生たち。
学部学生と北短学生が短い時間ではあったが、これを機会に交流を深め合い、切磋琢磨しながら共にこれからの拓大を高めていってほしいものである。
交流会の最後は、学生代表が彼らをミュージカルに招待してくれた学友会への感謝と、夫々が所属する委員会や部活で力いっぱい頑張っていきたいという力強い言葉で締めくくってくれた。
札幌支部副支部長 浅野憲(67期)記