日本拳法OB長崎佐世保に集う

   2014/05/03

日本拳法OB会①

3月10日・11日の両日、昨年に引続き親睦会を兼ねて、物故者の供養と先の大東亜戦争で亡くなられた御霊の追悼を、長崎平和公園にて行いました。今回は地元佐世保出身の北村先輩(75期)が幹事として尽力され、親子鷹・北村父子には大変お世話になりました。

初日は佐世保の名所めぐりを予定していましたが、あいにくの季節はずれの猛吹雪で、西海橋にとどめ、名物佐世保バーガーを食し、夜の佐世保に繰り出し有名料亭にて懇親を深め、地の魚・豪華名物料理を堪能しました。その後、北村先輩の心温まるご厚意のもと、夜の社交場にて佐世保美人を前に高歌放吟、30数年振りに歌集指導と相成りました。この後も場所を変え、時を忘れ往時に戻りおおいに交流を深めました。

翌日はうって変わって春爛漫、すっかり晴れ渡り、大河ドラマでブームの坂本龍馬ゆかりの地長崎市へ赴き、南京街、グラバー邸等の名所をめぐりました。途中立寄った土産物店で、北村先輩はかわいい孫の土産選びに、かつてのイメージからは想像もつかない恵比須顔で幸せそうでした。平和公園では、こうした平和なご時世も、かつて被爆された人々が求めながら水を亡くなった、という史実を踏まえてもたらされた事を改めて感じ、戦争の惨めさを実感した上で、先人に感謝の真を捧げ、冥福を祈りました。

次回、広島で元気な姿での再会を誓いつつ、異国情緒豊かな長崎を後にしました。

川越 記

日本拳法OB会②