68期会
去る3月6日、4年ぶりとなる同期会を催した。会場は前回と同じ丸ビルの「カサブランカ・シルク」。ベトナム料理のレストランで東京駅から徒歩2分の好立地にある。遠く北海道や四国から参加する者にわかりやすく、出席者の大半を占める関東近辺在住の者にも好評を博している。同店は中島君が経営する店の一つで今回も便宜を図ってもらった。
68期も還暦を過ぎ、無念にも早世した者がある。黙祷をもって彼らに哀悼の誠を捧げた。会の進行は学友会副会長の鈴木善行君が司会を勤め、校歌一節を斉唱、代表幹事鶴岡君の開会の挨拶に続き学友会井上副会長から挨拶があった。大学からは福田常務理事の近況報告があり、68期会は拓大に金一封を贈呈、ルネサンス事業に対する賛意を表した。鈴木宗男代議士も多忙の中を出席し、変わらぬ力強い挨拶に同期生は惜しみない拍手を送った。
68期は多士済々で今も各方面で活躍する者が多い。そこで今回は55名の出席者に一人ずつ短いスピーチを求めた。拓大生は実に様々な世界で活躍している。44年前にイガグリ頭で茗荷谷の校門を潜った当時と較べると今昔の感がある。酒も相当入ったところで興亜の雄図からカチマスオドリを3回やった。さすがに息がきれるという正直な声もでる一方、応援団諸兄のリーダー振りは立派だった。動きにきれがあり発声も衰えていない。体型だけは若干福々しくなったようだが。最後は恒例の押忍三唱で締め、同期会は盛況裡に終了。南常任幹事心尽くしの「拓大まんじゅう」と記念写真を土産に散会した。
健康に関する話題がいくつかあったが、やむを得ない問題とはいえお互いの教訓とし、次回も元気な顔で集まろう。
佐山