日伯移民100周年記念式典参加

   2014/06/02

6月21日、ブラジル国サンパウロ市で開催された日伯移民100周年記念式典と拓大在伯物故者慰霊祭に参加するため、6月10日より24日までブラジル国を訪問しました。学生時代の派遣団の時より40年振りのブラジル訪問でした。

まず、リオに到着しJICAで赴任中の橋本さんとお会いし食事を一緒にしました。リオで乗換えマナウスへ着きアマゾン河沿いに有るホテルで宿泊しアマゾンを体験。マナウスから船で30時間程掛かる所へお住まいの丸山さんがホテルへ訪ねて来て頂き、アマゾンでの生活の様子を伺いました。べレンでは、御守夫妻、南部さん夫妻、黒田さん、農大佐藤さん等とお会いし歓迎会を開いて頂き、御守家族で経営のレストラン「出雲」で遅くまで飲んで食べ最高でした。又、40年前に世話になった人達に再会を果たし、場所にも行き、鎌田さんの農場にも寄れました。皆、忘れずにいてくれて感激でした。

べレンの後、サンルイス、ブラジリアと短い観光をしサンパウロへ到着しました。サンパウロでは、先に着いていた御守と西谷が迎えてくれ、夜、神大日比野、中大竹本さん、浅野君、御守、西谷家族、桐井夫妻で食事会を開いて頂きました。神大日比野とは学生時代に一緒にブラジルへ行き帰国後横浜で卒業まで一緒に生活した仲間でまるで兄弟に会う様な感じで感激でした。浅野君も卒業後就職した会社へアルバイトで来てくれていた親しい後輩でしたが、ブラジルへ移住してから会う機会が無く35年振りでした。懐かしい友人に会え良い時を過ごしました。

翌日、朝からサンパウロ市の浄土真宗の御寺で拓大OB物故者49名の慰霊祭を行いました。拓大学友会から来伯のグループ、坂内ご夫妻、鵜飼さん共合流し一緒に供養を行いました。昨年、亡くなりました元桂会会長海老沢さんの写真も一緒に飾って頂き供養を行いました。

日伯移民100周年はブラジル国でも今年一番のイベントで毎日、何度もテレビで放送され、皇太子の来伯の様子、国会や各地での式典の様子を流していました。式典は、生憎の雨模様でしたが三万人収容のサンパウロ市カーニバル会場に入りきれない人で溢れていました。式典は皇太子を迎え、日本武道、沖縄踊り、エイサー、日本太鼓、日本踊り等多彩で行われました。空にはヘリコプターが舞い、空軍のジェット機が編隊を組んで歓迎を表していました。式典終了後、拓大関係者全員で集まり締めくくりの食事会を行い今後の連絡と友好を確かめ会いました。

2週間の短い期間で色々盛り込み忙しい日程でしたが、充実した日々を過ごせました。現地にてお世話になりました諸先輩、同輩、後輩、友人とそのご家族に心より感謝申し上げます。

桂会会長 桐井