交流訪問に参加して(令和7年度北短学生紅陵祭訪問感想文その5)
農学ビジネス学科1年 清水 幸希
この度は、拓殖大学紅陵祭への訪問ならびに、学友会の皆さんや大学関係者の方々との交流の機会を設けていただき、本当にありがとうございました。今回の訪問と交流会を通して、多くの気づきや新しい考え方に触れることができ、来年度、大学祭実行委員として活動していく予定の私にとって、とても貴重で大切な経験となりました。
まず、紅陵祭を見学して強く感じたのは、学生の皆さんが自分たちの力でつくり上げる大学祭のすばらしさです。今年は昨年の1.5倍の規模だったと伺い、その言葉以上に熱気と活気があふれていて、会場全体がとても明るい雰囲気に包まれていました。どのブースも個性がしっかり出ていて、来場者が楽しめるように細かいところまで工夫されていることが伝わってきました。
特に模擬店では、看板の見せ方や呼び込みの声のトーン、商品の並べ方など、一つひとつに学生の皆さんの「どうしたら買ってもらえるか」「どうしたら楽しんでもらえるか」という思いが込められていました。その姿勢にとても感動し、私も来年の大学祭では、来場者の視点に立った企画や運営を大切にしていきたいと感じました。
次に、一日目の夜に行われた交流会についてです。交流会では、大学祭実行委員長を務めている学生の方と直接お話をすることができ、委員長になったきっかけや、普段どんなことを意識しながら活動しているのかを丁寧に教えていただきました。責任の大きな役職でありながらも前向きに取り組む姿勢はとても印象的で、私自身も実行委員としてより一層頑張りたいという気持ちが強まりました。
さらに、学友会の皆さんからのお話はどれも心に響くものばかりでした。「学生は一人ではない」「世界にはいろいろな価値観があって、それを知ることが大切」「自分を磨き続けることが大学生活をより豊かにする」など、普段なかなか聞くことのできない温かなメッセージは、私にとって深い学びとなりました。文京キャンパス・八王子キャンパス・北海道短期大学は“兄弟”という言葉も嬉しく、最後の押忍三唱では自然と一体感が生まれ、記憶に残る交流会となりました。
今回の交流を通して、拓殖大学の魅力や雰囲気を改めて知ることができました。また、OG・OBの方々とお話しする中で、拓殖大学が大切にしてきた伝統や思いにも触れることができました。紅陵祭の模擬店やステージ発表を見聞きしたことで、来年の大学祭に向けて取り入れたいアイデアや工夫がたくさん浮かびました。
来年度、大学祭実行委員として活動していくにあたり、今回学んだことを大切にし、少しでもより良い大学祭づくりに生かしていきたいと思います。改めて、このような貴重な機会をいただきましたことに心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。



