桂太郎塾生が萩に、松下村塾で講義
桂太郎塾の学生20人が、8月6日から3泊4日の日程で山口県萩市に訪問した。塾生たちは、萩博物館や松蔭神社、桂太郎旧宅など萩史跡を見学、松蔭神社では日頃入室禁止となっている国指定史跡「松下村塾」に特別に入室し、上田俊成宮司から講義を受けた(写真)。その中で上田宮司は「幕末から明治にかけて日本をリードした人は、萩出身者ばかりではないが、こんなに小さいところから出た数の多さは特出すべきこと。そして彼らはごく普通の人たちだった。教育の仕方、志の高さによってはいかなることも達成できる」と学生たちを鼓舞。「松本村は、田舎だが”日本を背負って立つような人物になろう”という明確な目的意識があった。人としてどう生きるべきか、または日本人としてどう生きるべきかを学ぶことが柱だった」と熱く語り、学生たちはメモをとりながら上田宮司の話に聞き入った。
また学生らは、守繁前支部長の窯元に行き萩焼の名入れを経験した。その後桂太郎旧宅に行き拓殖大学校歌三番を歌ったとのこと。夜には、学友会山口県支部原田相談役(54期)佐原支部長(67期)藤井副支部長(同)守繁前支部長(74期)森田幹事長(75期)守繁ご子息(105期)と懇親会を行いカチマス踊り、押忍三唱で締めた(学生らは目が点に?)。
最後にハードスケジュールをこなし、なおかつ学生たちの教育と熱心な丹羽准教授に敬意を表したい。数年後に彼、彼女らは、日本、世界を背負って立つ人物になるだろう。
森田 記