元関脇栃乃洋関断髪式
1月の初場所後引退した母校・拓大出身の元関脇栃乃洋関の竹縄親方(本名・後藤泰一・94期、石川県出身、春日野部屋)の引退、年寄竹縄襲名披露大相撲が9月29日、両国国技館で行われた。
当日は快晴、30度を越す夏日となり、開場前から大勢詰めかけ、本場所よりはるかに多い入場者で栃乃洋関の人気の高さを改めて知らされた。
開場前、栃乃洋関は国技館入り口前ににこやかに立ち、ファンと並んで写真に収まっていたが、次から次と大変な人だかりだった。会場には拓大関係者も多数観覧、栃乃洋関の晴れ姿を見守った。
断髪式には350人を越す人々がはさみを入れ、赤澤学友会会長、福田大学理事長等多くの拓大関係者も土俵に上がり、16年間の相撲人生に静かに別れをつげた。なお、はさみ入れには石川県出身の森元首相や俳優の菅原文太氏も登場しひときわ大きな拍手が会場に響いた。
またこの日、新横綱日馬富士は初めて国技館で土俵入りを披露した。
学友会を訪問
9月29日断髪式を終えたばかりの竹縄親方がそのお礼の為、大学本部及び学友会を訪問してくれた。断髪式は大変な盛況で本場所以上の入場者で竹縄親方自身もビックリしていた。やはり栃乃洋の人気はすごい。16年もつけていた髷を落とし、頭が軽くなったようだ。
丁度相撲好きな赤澤会長も居り、大相撲の話に時間が忘れるほどだった。(O)