拓殖大学紅陵祭を訪問して(川﨑麻世)
保育科 1年 川﨑麻世
今回、拓殖大学八王子キャンパスで10月19日・20日・21日に行われた紅陵祭に北短代表生として参加させていただきました。また、キャンパスの見学、学友会の方々や学生の方々と交流させていただきました。
高尾山の麓にあるキャンパスということで、敷地のほとんどが緩やかな坂道でした。また、周りには紅葉の時期を迎えている木がたくさんあり、とても綺麗な景色でした。東京はビルがたくさんあり、人が混み合っているイメージだったので、自然の中にあるキャンパスにとても驚きました。また、恩賜記念館を見学させていただきましたが、とても立派な趣ある造りの建物で、拓殖大学の歴史に関わる資料がたくさん展示されており、拓殖大学の長い歴史を感じることができました。学友会の方々や拓殖大学の職員の方、大学祭実行委員の学生の方へご挨拶に伺った際には、皆様「楽しんでいってください」と私たちを温かく迎えてくださいました。
今年の紅陵祭は「Re:fresh」というテーマでした。今年は、オリンピックイヤーということで、拓殖大学の卒業生の活躍が、学内だけでなく、日本中にフレッシュな話題を届けてくださいました。そのような中で紅陵祭もオリンピックに花を添えられるような催しでありたいと思い、このテーマに決まったそうです。学生のみなさんを見ていると、とても生き生きとしていて、参加させていただいている私も元気をもらい爽やかな気持ちになりました。紅陵祭はたくさんの来場者やたくさんの模擬店、いくつもの会場で行われるイベントで賑わっていました。どれも規模の大きさにとても驚きました。
教室企画では日頃行っている愛好会や研究会、ゼミナールの活動を見学させていただきました。その中で一番心に残っているのは日本を超えて行っているというボランティア活動です。私はカンボジアでの活動の説明を聞きました。カンボジアでは学校に通うことができていない子どもが多くいるそうです。そのため普段私たちが何気なくやっている朝の身支度などがカンボジアの人々にとっては珍しい行動で、なぜ歯を磨くのかわからず歯が真っ黒になってしまっている子どももそう珍しくないそうです。そんな子どもたちのために拓殖大学からボランティアとして現地の学校の塗装作業などを行っているという話を聞き、同じ大学生がこのような経験をしていることを知り、驚きました。普段の私たちの生活がどれほど恵まれているものなのか、改めて実感することができたと同時に、私たちにできることは何かないかと考えるきっかけとなりました。
学友会の方々との交流会では、卒業生同士の強い繋がりや、拓殖大学の素晴らしさが分かるお話をしていただきました。海外で生活していらっしゃる先輩方もずっと繋がりがあるということも教えてくださいました。この繋がりをより深くしていくために、私たちが拓殖大学に誇りを持ち、日々過ごしていくことが大切なのだと感じました。
今回の拓殖大学の紅陵祭や交流会を通してたくさんの刺激を受けることができました。この経験を活かし、今後の大学生活を大切に過ごしていきたいと思います。このような貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました。