よみがえった八重樫東、3階級制覇

 

ボクシングIBF世界ライトフライ級タイトルマッチ(12ラウンド)が12月29日(火)東京・有明コロシアムで行われ、挑戦者八重樫東(大橋、拓大103期)が王者バビエル・メンドサ(メキシコ)に3-0の判定で勝った。

リーチが長いハードパンチャーの相手に対し、八重樫は回転の速さで対抗。ボディーへ、顔面への打ち合いとなった。中盤を耐え抜き、リズムをつかんだ八重樫は最終ラウンド、KO寸前まで相手を追い詰めた。試合後のインタビューでは、3階級制覇は「おまけ」と語り、昨年の世界戦でとれなかったチャンピオンベルトを、1日早い誕生日プレゼントとして妻に捧げた。(S)