最終戦を勝利で飾り1部残留決定
11月22日、江戸川区陸上競技場
拓大 34-19 専修大
関東大学ラグビーリーグ戦グループ第七戦(最終戦)が行われました。対戦相手の専修大学は、かつてリーグ戦で優勝経験もある古豪です。昨年度の公式戦及び今年度の春季大会においては1勝1敗、そして、ここまでの勝敗は両校1勝5敗同士で並んでいます。この試合で勝利したチームが二部との入れ替え戦を回避できる大事な試合です。
当日は、クラブチームの試合が重なり、スタンドで応援できる学生の数が極端に少なくなるため、OB会はもとより学友会と父母会のお力添えもいただきおよそ150人の応援でスタンドを埋め尽くしました。
試合は、開始5分早くもピンチを迎え、自陣22Mライン内側からBKに展開されて右隅にトライされてしまいます。しかし、12分HL中央でのPKを獲ると一気に22L付近に蹴り出しラインアウトとします。ラインアウトからFWで攻撃を重ね、SO具智允(4年―日本文理)が抜け出して左中間にトライ。5-5とします。その後は、今までにない安定した試合運びで3トライ1ゴールを追加して22-5としました。そして、前半終了間際、自陣ゴール前、相手の執拗な攻撃を凌ぎハーフタイム。
後半も開始7分、久我太士(4年―東京)がゴール前の密集から持ち込みトライ。ゴールも成功29-5として、この時点で試合の流れは、完全に拓大に有利な展開となりました。
試合の流れは一時専修大学に傾き、11分と13分に立て続けに得点を許し、嫌な雰囲気になりますが、今日の拓大は違いました。21分には、追いすがる相手をラベマイ・シオネ(2年―セントビーズ)が、この日自身3本目となるトライ。引き離しにかかります。そのまま試合は終了し、34-19で最終戦の勝利を収めるとともに入れ替え戦を免れ、今シーズンを終えました。
この試合は、学友会の皆様・拓殖大学ラグビー部父母会の皆様、そして、ラグビー部OB諸兄のご協力がなければ、スタンドの応援は閑散たるものになっていたに違いありません。今シーズン、拓殖大学ラグビー部を応援してくださった皆様に重ねて御礼申し上げます。
拓殖大学ラグビー部の部員たちには、来季も一部リーグで試合ができることに感謝し、たくさんのラグビー部を支えてくださる方達がいらっしゃることによって我がラグビー部が成立していることを肝に命じて明日の練習に励むことを希望して止みません。
学友会監事・ラグビー部OB 村松芳弘(84期)
写真提供 ラグビー部GM 松浦真吾(83期)