陸上部OBデレセがエチオピアに学校を建てるためのクラウドファンディング実施中

 

ランナー デレセの挑戦!故郷エチオピアの学校を増築したい

ワークナー・デレセ・タソはエチオピアから留学生として拓殖大学に入学し、第92~95回の箱根駅伝に出場、4年生の時には主将を務めた。卒業後は佐賀県のひらまつ病院に所属し、実業団選手として活躍している。

プロジェクトページによると、デレセは故郷エチオピアの北部ゴンダールの近郊に、昨年7月から「デレセ・タソ・スクール」を開校、幼年から日本の中学2年までの約300人の生徒がいる。各クラス3人の教師や、警備員などの給料や、スクールバスのレンタル費などの運営費は理事長であるデレセが支払っているという。エチオピアは現在、急激な経済発展の最中にあるものの、子供の数に対し学校が不足しており、公立の学校は半日制で、午前または午後にしか授業が受けられない。これまでデレセは自身の給料や大会の賞金、エチオピア国内での投資利益を使い校舎を建てたが、物価高騰により資金繰りが困難になってきたため、今回のクラウドファンディングを実施することとした。

現在のデレセ・タソ・スクールは校舎2棟(計6教室)と食堂、職員室が完成済みで、すでに供用中である。そして第3、第4校舎の建設をもって完成となり、すでに土地も取得済みで設計図も出来ているが、物価の高騰により資材費や人件費が予想以上にかかることとなった。この建設費に充てるため、300万円を目標に支援を募集している。予定では今年9月下旬から新校舎建築を開始し、10月下旬には完成とのこと。

このプロジェクトは、デレセが所属する医療法人ひらまつ病院、拓殖大学在籍時代の陸上部元監督・岡田正裕氏、佐賀県に拠点を置く認定NPO法人地球市民の会がサポートしている。

募集期間は8月31日まで。

ランナー デレセの挑戦!故郷エチオピアの学校を増築したい – CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

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