クリチバの上田さん(平成29年度個人研修奨学金感想文・ブラジル)

 

世界で2番目に大きいレストランRestaurante Madalossoにて上田さん(右)と食事

世界で2番目に大きいレストランRestaurante Madalossoにて上田さん(右)と食事

国際学部国際学科 2年 佐藤光瑠

私は夏休み期間中に、個人研修奨学金を利用させていただき、ブラジルのクリチバへ約1ヶ月間の短期研修に行きました。そこで、拓殖大学のOBである方のご紹介から、クリチバの日本領事館に勤めていらっしゃる上田敏実さんとお話しする機会をいただきました。

上田敏実さんは拓殖大学商学部貿易学科80期生のOBです。現在は日本領事館の官房課に勤めており、以前からクリチバへ訪れる拓殖大学の学生のお世話をしていただいている方です。私は領事館に挨拶へ伺った後、夕食をご馳走になり上田さんの学生時代のお話を中心にクリチバについても聞かせていただきました。

上田さんは大学入学以前からブラジルに興味を持っていたそうです。拓殖大学では当時珍しかったポルトガル語を授業として教えている大学の1つであり、それが入学の決め手だったそうです。当時のポルトガル語の履修者数は40人もいたそうで、現在では9人しか履修者がいないため、とても驚きました。また、ブラジル研究会にも所属し、ブラジルの歴史や先輩のブラジル留学体験談などを聞き、自身もブラジルへの留学を決めたそうです(現在でもブラジル研究会が存続していると伝えると、とても喜んでおられました)。その後、3年生で卒業単位をすべて取得し、4年次にブラジルのフォルタレザへ1年間の留学を果たしました。留学中は半年間、特別留学生として大学の授業を聴講し夜は予備校へ行くという生活をしていたそうです。その後、ブラジルの大学編入試験があり、Social Science学部へ編入し、半年間大学へ通いました。卒業後は、商社に勤めましたが、ブラジルへの思いと知人の紹介から、ブラジルのベレンへ渡り3年間仕事し、JICAの永住権制度を得てクリチバへ移住し、現在の勤務先である日本領事館へ入ったそうです。

上田さんのお話は、現在の拓殖大学との授業や学生の相違点や、ブラジルという地で実際に働いている方がどのようにして学生時代を送ってきたのかという、私自身が参考になる貴重なお話でした。そのようなお話から、海外で仕事に就くには、自分自身の強い気持ちと、それにつながる行動が必要不可欠なのだと知ることができました。また、外国の地でさまざまな人と出会いつながりを持つことも、この先の人生で必ず役立つだろうということも気づきました。

今回の研修を通して、上田さんとお会い出来たこと、クリチバを少しでも知ることが出来たこと、個人研修奨学金という形でその機会をいただけたことに感謝いたします。本当にありがとうございました。

Feira de Largo da Ordem

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Jardim Botanico

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