自動車部OB 菅原義正先輩を称える会

 

自動車部の竹内博名誉会長(左)と菅原義正先輩

自動車部の竹内博名誉会長(左)と菅原義正先輩

3月15日、ダカールラリー2017に出場された菅原義正先輩(学62)を称える会が、自動車部OB会(竹内博名誉顧問・学59、瀧澤克浩会長・学82)の主催により台東区入谷「栄龍」で開催されました。

菅原先輩は今年も「ダカールラリー2017」に出場。日野チームスガワラのチーム代表兼1号車ドライバーとして、トラック部門排気量10リットル未満クラス2位。ご子息の照仁氏は、2号車ドライバーとして、トラック部門総合8位/排気量10リットル未満クラス優勝(8連覇)という偉業を達成されたばかりです。

世界中のモーターファンから熱く注目される「ダカールラリー」とは、「砂漠や砂丘、土漠、荒野などの道なき道を走り続ける世界一過酷なレース」として知られています。

13日間、総走行距離約8000㎞のコースには、標高4000mを超すアンデス山脈と難攻不落の砂丘が待ち受けていました。

そんなダカールラリーに1983年より出場を続けておられる菅原先輩は、ギネスワールドレコーズにその名が刻まれており、今年で連続出場は34回目を数えます(2008年は開催中止)。昨年末、75歳での挑戦を控えパーソナルトレーナーについて体力強化に取り組み、週2回1日30分で始めたトレーニングは、南米に渡る前には週4回1日1時間をこなすまでになったそうです。

ラリーストの誰もが破れないであろう大記録を打ち立て続ける菅原先輩の、御年75歳と思えぬご活躍は、日本はもちろん、世界中から大絶賛されております。

学友の皆様には、来年の2018年大会出場に向けて力強い抱負を語られる鉄人・菅原先輩に、今後も厚いご声援を賜りますようお願い申し上げます。

菅原義正先輩は、パリ・ダカールラリーに縁の西アフリカ「モーリタニア・イスラム共和国」の寒村へ、以前「小学校」を寄付されたそうです。発展途上国で貧困に喘ぐ子供達への支援活動として、微力ながら拓大自動車部OB会としても協力したいと思いますので、学友の皆様にも是非、ご支援賜りたくお願い申し上げます。

自動車部OB会役員 小川隆行(学86)記

日野チームスガワラの1号車でドライバーを務め、砂漠を激走する菅原義正先輩

日野チームスガワラの1号車でドライバーを務め、砂漠を激走する菅原義正先輩


ゴール後、一同で記念撮影をする日野自動車とチームスガワラの関係者

ゴール後、一同で記念撮影をする日野自動車とチームスガワラの関係者


ゴール後に胴上げされる菅原義正先輩

ゴール後に胴上げされる菅原義正先輩 以上3枚 日野自動車株式会社提供