平成29年学友会新年会

 

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平成29年学友会新年会(今回体育協議会は外れた)は1月28日(土)東京ドームホテルで大学から福田勝幸理事長以下理事、幹部教職員、後援会から阿南惟正会長、役員を来賓として迎え、出席者は北は北海道から南は沖縄まで全国の連合会代表、支部長、体育部OBなどの学友、そして各部主将など学生合わせて約340人が参加し、フリーアナウンサー小田貴子さん(88期)の司会で華やかに幕を開けた。

南浩一副会長(68期)による開会の辞で始まり、黙祷、校歌斉唱と続き、赤澤徹学友会長(56期)から挨拶と、福田理事長、阿南後援会長から祝辞があった。

来賓紹介の後、郷修二東北連合会代表(69期)の力強い乾杯の発声で懇親会に入った。多くの学友が旧交を温める笑い声の絶えない賑やかな会場は、拓大生という一つの共通項でつながり、世代や性別、人種をも超越し、まさに校歌第3節にある「人種の色と地の境 我が立つ前に差別なし」を体現している拓大らしさに満ち溢れた空間であった。

歓談が始まって間もなく、アスリート紹介のコーナーが始まり、プロボクシングWBAスーパーフェザー級で王座を11度防衛した前チャンピオンの内山高志(100期)と昨年12月30日のIBFライトフライ級タイトルマッチで見事TKO勝ちを収め、2度目の王座防衛を果たした八重樫東(104期)が紹介され登壇し、今後の意気込みを力強く語った。

拓大の卒業生も数多く係わった、インドネシア独立の戦いを描いた本を出版した木本あきら氏(短大26回)も登壇し、自らの著作と拓大の歴史を紹介した。

趙ユウさん(114期)による二胡、中国からの留学生宮志強さん(政経学部2年)による馬頭琴の演奏が披露され、美しくも力強い音色に聴く者の耳はすっかり魅了された。

28年度活躍した部・個人の成績優秀者に対する表彰式があり、以下の通り表彰された。

[学友会長杯]▽レスリング部
[体育協議会長杯]▽園田新(4年)
[後援会長杯]▽高谷大地(同)▽園田平(3年)▽浅井翼(同)▽山本泰輝(2年)=以上レスリング部▽黒川宏次朗(相撲部3年)▽櫻庭功大(レスリング部2年)▽駒澤里香(躰道部2年)
総長杯は該当部なし

また学友会表彰として各学部優秀学生21人に学友会長賞が、雄弁会3人に文化部学友会長賞が与えられた(氏名省略)。

この後、麗澤会各部の新主将・新役員、続いて学友会奨学生が登壇し紹介された。

アトラクションでは、吹奏楽部、チアリーディングの学生により、日ごろの練習の成果がいかんなく発揮された素晴らしい演奏、演技が披露され、会場は大いに盛り上がった。

約2時間に及ぶ懇親会も終宴を迎え、閉会前に佐藤泰夫(66期)吉村洋治(73期)山口彦市(75期)3氏のリーダーで興亜の雄図、カチマス踊り、オス三唱を出席者全員で唱和し、拓大らしい最高のフィナーレを飾った。

村上貴美子副会長(70期・大学院24回)の閉会の辞でお開きとなり、楽しい余韻を残して終了した。

拓殖大学は今年も様々な方面で「キットカチマス カタセマス」の活躍を見せてくれるであろう、そんな期待で胸を膨らませる新年会であった。

広報委員 加藤紀昭(91期)

内山と八重樫チアリーディング吹奏楽部カチマス踊り