拓大紅陵祭で感じたこと(森本里梨花)

   2018/04/05

校門で

保育学科 2年 森本 里梨花

10月21日、私はミュージカルの代表として、拓大紅陵祭に行くため、東京に向けて出発しました。紅陵祭は2日目だったので、1日目は次の日の紅陵祭を想像して、緊張しつつ、楽しみな気持ちもありました。また、拓殖短大の代表メンバーは9名いたのですがあまり話したことがない人もいたので、3日間、無事過ごせるのだろうか…と正直不安に思っていました。

そして2日目、いよいよ紅陵祭の日になりました。みんなで電車を乗り継いで、やっと到着し、校舎を見た途端、私は唖然としました。もちろん規模が大きい、ということは想像していましたが、自分が思っていた以上に校舎は大きく綺麗で、充実した設備が整っていました。外では部活・ゼミなどに様々な出店が並んでおり、中では部活動の紹介や海外での活動の様子、拓大ではどんな活動をしているのか、わかりやすいポスターなどで示されていました。他にもダンス部やアカペラサークルの発表など、楽しいイベントも行われていました。私たちは校舎の中を見学させて頂いたり、出店を回って美味しい食べ物を頂いたり、のど自慢大会に出させて頂いたり、とても楽しく充実した時間を過ごしました。

また、今年、拓殖短大を卒業し拓大に編入した先輩方にもお会いし、お話をすることができました。久しぶりの再会を喜びながら、思い出話や拓大の話をたくさん聞くことが出来ました。夜は学友会の方々が、拓大代表の学生の皆さんとの食事会を開いてくださいました。私にとっては年上の方ばかり…それに留学生の方もいたので、どのようにお話したらよいのか不安でした。しかし、拓大の方々は明るくフレンドリーな方が多く、気さくに話しかけてくれました。留学生の方も日本語がとても上手で、すぐに打ち解ける事ができました。美味しい食事を頂きながら、様々な話をしているうちに、いつの間にか緊張もなくなり、どんどん仲が深まりました。その中で、私自身もキャストとして参加した、今年のミュージカル「時の旅人」の話が出てきました。公演を見に来てくださっていた方が数名いて、「感動しました」「泣きました」「本当に良かったです」と嬉しいお言葉を沢山いただきました。私にとって大切な時間であり一生懸命に取り組んだミュージカルを見てくださり、さらに感動を与えることが出来た、と思うと本当に嬉しく感じました。拓大の方と交流させて頂いたことで、今までは知らなかった拓大の事を知ることが出来ただけではなく、ミュージカルに対するモチベーションが更に上がりました。こうやって人を感動させることが自分達にはできる、と思うと今後のミュージカル活動を、また頑張っていくパワーになりました。このような機会を与えてくださった学友会の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。来年の2月に拓大の方が深川に来てくださるのがとても楽しみになりました。

3日目はみんなで靖国神社に行きました。初めて靖国神社に行ったのですが、神社の周りには美しい植物がたくさん並んでおり、心も体も安心できるような素晴らしい場所でした。こうして、ゆっくりした時間を過ごしながら最終日を楽しみました。

3日間を振り返ってみると、とにかくあっという間でした。最初は緊張して、遠慮気味だった9名も、共に過ごす時間のなかで、仲も深まり様々な会話をするようになっていました。私自身も、行く前には緊張や不安もありましたが、個性豊かな明るいメンバーのおかげで本当に楽しい3日間を過ごすことができました。そしてこの3日間で沢山の人に出会うことができました。これは誰もが出来る経験ではありません。3日間一緒に過ごしてくれたメンバー、引率してくださった近藤さん、学友会の方々、拓大の方々、関わってくださった全ての方々に感謝の気持ちを伝えたいです。本当にありがとうございました。