高橋諒、オリンピック出場権獲得ならず

 

高橋諒、オリンピック出場権獲得ならず

リオデジャネイロオリンピック アジア/オセアニア予選大会(3月25日~4月2日、中国・遷安)に出場していた高橋諒(113期)は初戦Chia-Wei(台湾)に2R左ボディーを効かせ3Rはロープ際に押し切ってポイント勝ち。

2回戦の相手はAlimkhanuly Zhanibek(カザフスタン)世界選手権やオリンピックでメダル常連の実力者で目標としてきた選手の一人だった。1R早いフットワークとディフェンス技術の高さは評判通りだった、2Rポイントを先行されるが後半は高橋のボディブローが決まり出し徐々に足を止めさせ、見せ場の3Rはゴング早々に高橋の得意な距離で集中打を浴びせて何度も押し込むが相手のパワーも衰えずに迎え撃たれて激しい打撃戦、勝ちパターンに持ち込んだがポイントをあげることができずに2回戦敗退となった。

リオデジャネイロオリンピックの最終予選となる世界選手権は6月14~26日、アゼルバイジャン・バクーで開催される。最終チャンスで予選突破を目指し既に激しいトレーニングにうちこんでいる。