関東大学ボクシングリーグ戦 拓大対駒大

 

関東大学ボクシングリーグ戦 拓大対駒大①

第68回関東大学ボクシングリーグ戦は11日、後楽園ホールで試合を行い、拓大は3勝6敗で駒大に惜敗した。会場には甲斐信好拓大教授や梶井憲俊拓大教授をはじめ、多数の学友会やボクシング部OBがいた。まさに「光陰矢の如し」で気づいたら今季の最終戦だったが、赤コーナーの拓大陣地は要所で盛り上がりを見せた。

全体的にあまり覇気がなかったが、序盤から劣勢で毎回圧倒的な差であるバンタム級の藤田健児主将(4年)やウェルター級の浦島将之選手(1年)は接戦を制したものの、格下相手に惜敗し、収穫は少なかった。対戦相手を凌駕して確実に「勝星」を計算できる選手が少なく、拓大ボクシング部は優勝候補の日大や東農大にあまり良いところがないまま終わった。

ロンドン五輪ミドル級で金メダルを獲得した村田諒太選手が東洋大の観戦にいたが、最終戦にも関わらず、優勝戦線から後退した影響で拓大陣地の応援は少なかった。拓大は様々なルール変更の悪影響でこのまま下位に沈む可能性もあるが、来年こそは「捲土重来」で日大の三連覇を阻む必要がありそうだ。

三角洋平(102期)

関東大学ボクシングリーグ戦 拓大対駒大②関東大学ボクシングリーグ戦 拓大対駒大③