第66回関東大学ボクシングリーグ戦 拓大対東農大
第66回関東大学ボクシングリーグ戦は13日、後楽園ホールで試合を行い、拓大は6勝3敗で東農大に勝利した。これで拓大ボクシング部は、リーグ戦の4年ぶり10回目の優勝を決めた。WBCフライ級の八重樫東王者(103期)も駆けつけた青コーナーの拓大側は、常時盛り上がった。ほぼ満員の後楽園ホールは、出場選手と観戦客の熱気に包まれた。
強豪相手に苦戦が予想されたものの、接戦を制した副将の橋本昌志選手(4年)の活躍もあり、今年は東農大の四連覇を阻止した。階級賞は、ライトフライ級の王賢吾選手(3年)、ライト級の藤田健児選手(2年)、ミドル級の高橋諒選手(4年)の合計3名が選ばれた。最後は時間の都合もあり、照明が落とされたものの、国際学部の甲斐信好ボクシング部部長を胴上げして後楽園飯店で懇親会に移った。
赤澤徹学友会長や工藤信一常務理事など拓大と学友会の関係者が応援に入ったが、組織力は完全に東農大を凌駕していた。ボクシング部は新体制の中洞三雄監督の下で初の優勝である。茨城県で年末に全日本大学ボクシング王座決定戦もあるものの、初の一部に昇格した野球部に続き、ボクシング部も快挙を成し遂げた。
三角洋平(102期)