平成24年度代議員総会開催 議案すべて承認

   2014/03/28

平成24年度代議員総会①

平成24年度代議員総会は5月20日(日)、文京キャンパスC館201号室で開催された。司会・進行は水村篤弘、星野大輔(共に102期)両常任幹事。

当日は大学より来賓として福田理事長、渡辺総長・学長、小倉、工藤、溝口3常務理事を迎え、出席者110人、代理出席5人、委任状38人(代議員総数230人)で午前11時開会。

会長の挨拶のあと、福田理事長、渡辺総長・学長よりお祝辞をいただいた。

福田理事長は冒頭、昨年の東日本大震災に対する学友会の支援に対するお礼と大学は引き続き被災学生に支援を続ける、昨年6月理事長に就任、福田体制がスタートし間もなく1年たつ旨発言された。

そして福田理事長は学事報告として概略次のように述べた。

  1. 本年の入学者は大学2642人、北海道短大206人、第1高校409人計3257人。現在それぞれ新入生として元気に学んでいる。
  2. 5月1日現在の在籍者数は大学9890人、大学院346人、留学生別科68人、北短415人、1高1166人、計1万1885人。
  3. 就職状況は引き続き厳しく、それでも僅かだが昨年より1ポイント増の78.6%であった。就職支援体制を強化のため就職キャリアセンターを設置、就職戦略を練って行く。
  4. グローバル人材の育成のため国際部を中核に国際交流留学センターを設け推進して行く。
  5. ルネサンス事業に対して協力いただいており、現在約4000件、2億8千万になっている。平成16年にスタートした事業もこの3月に第2ステージが完了し、第3ステージに入っている。第3ステージの完了後の平成27年に八王子キャンパスで学んでいる商学部、政経学部の1、2年生を文京やンパスに移転させる。この事業は大学の都心回帰、学部の一貫教育を図る事による大学間の競争に勝つための100年に1度の大事業である。
  6. この3月八王子キャンパス内に新学生寮が完成、男子300人、女子100人が既に入寮している。
  7. 北短は平成16年度までは280人以上の入学者がいたが、17年度に定員割れとなり、現在は200人前後で推移しており、その対策の為プロジェクトを発足させている。一高は花小金井から玉川上水の現在地に移ってから7年になるが、地元では主要な私立校として高い評価をいただいている。
  8. 最近先輩たちから我が拓大を旧制大学にふさわしい誇りあるポジションを取り戻して欲しいと言われるので、今後そのようにすべく大学執行部始め教職員一丸となって進んで行くので、学友会の理解と協力をお願いしたい。
  9. ロンドンオリンピックに卒業生7人が出場することになり、盛大に壮行会も開かれた。一生懸命努力すれば花が咲くことを教えてくれた。皆で応援しよう。

渡辺総長・学長は、学長としてこの2年間心血を注いできた2つのテーマが終了に近づいてきているとして、1つは全学の教学方針の策定、2つはこれに基づくカリキュラムの改訂。全学の教学方針の策定は、拓大は学生を迎えるが、その学生をいかに教えて、いかに世の中に送り出すか、そのためにはどのようなカリキュラムを組むか、そして今までのカリキュラムの見直し、検討し改訂してきたが.まだ6合目の段階である。平成27年度には商学部、政経学部の1、2年生の学生が八王子から文京キャンパスに移って来るので更にカリキュラムの見直し、検討、改訂が必要だ。カリキュラムは固定的なものではない、時代と社会は動いており、その時代に沿ったカリキュラムに改訂していかねばならない。時代と社会が変転し常に動いているが、現在ほど下方に向かっている時代は珍しい。電発、少子高齢化、ユーロ問題等深刻な状況が続いているが、出口が見えない。こういう状況故これらに対応出来る人材を育て、社会に供給していかねばならない。拓大はこのような社会の要請に応えて行く人材を育成すべくカリキュラムを組んでいく、と熱っぽく歯切れ良い口調で語った。

次に議案審議に先立ち連合会長、支部長退任者表彰、学友会に多額のご寄付をして下さった荒牧美雪様(故荒牧久志元会長夫人)、請島寛子様(故請島久雄元副会長夫人)への感謝状を授与した。

40分間の昼食休憩のあと再会され、赤澤会長指名により議長に長嶋光太郎千葉県支部長(63期)、議長指名で副議長に手塚眞(76期)、塚本かよ子(75期)両常任幹事が就任、審議が始まった。

第1号議案…平成23年度事業・決算報告並びに監査報告、第2号議案…平成24年度事業計画・予算(案)は2、3の質疑のあと承認された。

第3号議案の会則改正は会長の任期現行2年を3年に延長、連合会の位置づけ、会長を代表の名称問題等で議論百出、かなり沸騰したが、採決の結果賛成63、反対(継続審議)30とかろうじて3分の2を確保承認され、執行部もホッと胸をなで下ろした。

第4号議案のその他は特に無く3時半終了した。

学友大会

代議員総会終了のあと4時から茗渓会館で学友大会が開かれ、約100人が出席、先ほどの熱い議論とうって変わって穏やかな雰囲気のなか、談笑がいつまでも続いた。懇親会終了後茗荷谷駅近辺で更に友好を深め、1年1度の集まりは全て終了しまた来年となった。

平成24年度代議員総会②平成24年度代議員総会③