グアムホテルインターンシップの報告(赤峰 エミリー)
赤峰 エミリー
2月25日から3月10日までの2週間、グアムにあるレオパレスリゾートホテルでインターンシップをさせていただきました。
体験させていただいた仕事はフロント・ベルデスク、インフォメーションデスク、ハウスキーピングの大きく分けて3つです。ほとんどの仕事が顧客対応を主体とする仕事で、様々な国の方とコミュニケーションをとることができました。
初めにわたしはフロント・ベルデスクの仕事を体験させていただきました。フロントデスクの主な業務は、客室やホテルの内線、外線からかかってくる電話への対応、お客様のチェックイン・チェックアウトです。わたしはフロントデスクの仕事が、今回体験させていただいた仕事の中で一番大変だと感じました。なんといっても言葉の壁が一番大きかったです。特に電話の対応は相手の顔が見えないため、わたしは母国語でも難しい仕事だと思っています。それを外国語でやるのですからとても苦労しました。しかし、進んで電話をとり、回数を重ねていくことで徐々にですが分かるようになってきました。一本の電話を自分一人で対応できた時は、とても嬉しかったです。
ベルデスクの主な業務は、お客様のお出迎え・お見送り、荷物を運んだりドアを開けるなどです。この仕事をして、これとこれとこれが仕事だ!と覚えて行うものではなく、相手のことを思いやり感謝の気持ちを持っていれば、当たり前にできることだと感じました。
つまりこの仕事は無限にあるということです。ベルデスクで仕事をしているとき、たくさんのお客様に声をかけられました。ちょっとした会話をしたり、お礼を言われたときにこの仕事のやりがいを感じました。
次にわたしはハウスキーピングの仕事を体験させていただきました。主な業務は、チェックイン前のルームチェック、チェックイン後の部屋の掃除、お客様が滞在中のお部屋の掃除・ベッドメイキングなどです。ハウスキーパーの人たちは、ほとんど日本語がわからないので最初は不安でしたが、分かりやすい英語やゆっくりと話してくれてとても親切でした。1日にすごくたくさんの部屋を掃除しなければならないので、とても疲れましたが、ハウスキーパーのみなさんは黙々とこなしていたのですごいなと思いました。でも、帰って来て部屋がきれいだととても気持ちがいいものです。ハウスキーピングの仕事は、お客様の見えない所ですがホテルの重要な仕事の一つだと実感しました。
最後にインフォメーションデスクの仕事を体験させていただきました。ここは、日本人のお客様を対象としたデスクで、ツアーの受付、ホテル内の施設の案内、チェックインの準備、ショッピングバスチケットの販売が主な仕事内容でした。シーズンの時期には、日本人のお客様も多いのでとても忙しいそうです。しかし、このデスクがあるからこそ安心して旅行に来られるのだと思いました。
この研修期間内に、グアムにある主要なホテルを見学させていただく機会がありました。それぞれのホテルごとに自分たちのカラーを持っていて、インテリアにこだわっていたり、一つひとつの空間にこだわっていたり、お客様にたくさん声をかけることをモットーにしているホテルがあったりしました。やがてそのサービスや空間を気に入ったお客様が、何度も足を運ぶようになる。そう考えると、ホテルで働くことはとても素敵なことだと感じました。
わたしはこの2週間の研修を通して、社会人として働くことの厳しさ、海外で働くことの大変さと共に英語の重要さを強く感じました。2週間という短い期間でしたが、とても貴重な経験をさせていただけたと思っています。
最後に、レオパレスリゾート・グアムのみなさまをはじめ、係わってくださった方々、本当にありがとうございました。