第63回関東大学リーグ戦拓大対日大戦
第63回関東大学ボクシングリーグ戦は12日、後楽園ホールで試合を行い、拓大は4勝5敗で日大に敗れた。拓大ボクシング部は、WBAスーパーフェザー級チャンピオンの内山高志選手(100期)を始め、合計9名のオリンピック選手を輩出した学生ボクシング界の超名門である。会場には、秋山義継地方政治行政研究科教授やボクシング部部長を務める甲斐信好拓大教授などが応援に来ていた。
拓大ボクシング部は、嶋田亨選手(3年)から林国孝選手(3年)までダウンを多数奪い三連勝だったものの、ここから日大の反撃が始まり、あっという間に三連敗し後半戦を迎えた。拓大は後半に巻き返し1勝1敗で最終戦に入ったが、鳴海友基選手(2年)が相手のエース岡田良綱選手に滅多打ちを受けて健闘虚しく敗退した。ここまで快進撃を続けたボクシング部は今シーズン最初の敗北である。
ボクシングは初めて観戦したが、意外と会場は騒々しくパンチが入ったか良く分からない場合もあった。プロと違い3ラウンド合計9分の勝負で、テレビで見る壮大なノックアウトはほぼない様である。まだ前半戦は始まったばかりで、拓大ボクシング部は連覇と10度目の関東大学リーグ戦優勝を狙っている。
三角洋平(102期)