文京キャンパス K館跡地 発掘調査について

   2014/05/26

文京キャンパス K館跡地 発掘調査について①

現在、文京キャンパス再開発計画にあたり、少し前に取り壊しとなったK館跡地の発掘調査が行われています。発掘は地上約2m程掘られ、出土するものとしては江戸時代のものが多いようで、瓦・トックリなどが多く出土しました。
特筆するものとしましては、塩を保管するための壺やすずりに垂らす水の容器、また、当時の犬の遺骨なども出土しました。

この度、実際に発掘現場に足を踏み入れましたが、K館の跡地に立つと、今まで見たことがないA館の南側が一度に一望できる景色がそびえていました。K館からのA館の景色は取り壊し前までは日陰であったことが多く、また、旧C館などが隣接していたため、この景色に馴染んだものとしましては大変、不思議な印象を感じざるを得ませんでした。また、反対側には今年度竣工したばかりの新C館がそびえ、歴史の新旧の狭間にいることが強く認識できる場所でもありました。

文京キャンパス K館跡地 発掘調査について②文京キャンパス K館跡地 発掘調査について③