関東大学リーグ入替戦観戦記

   2014/05/22

関東大学リーグ入替戦観戦記①

関東大学リーグ戦一部・二部入替戦は13日、12時から熊谷ラグビー場で試合を行い、拓大が専大に34対12で大勝した。終始、攻勢を弱める事なく実力の差から圧倒的な試合を展開し、一部残留が決定した。最近は強化の効果のため山形中央高校、報徳学園高校、東福岡高校など超強豪校から一流選手を獲得している。今季の関東大学リーグ戦一部で8大学中7位だったが結果的に一矢は報いた格好と言える。

正智深谷高校の後輩の森谷和博選手(NO.8)、啓光学園高校出身の西直人選手など主役の活躍が効いた模様。ラグビー部は高校の同窓が多数在籍し、毎年活躍している。熊谷ラグビー場は高校3年生時の高校ラグビー決勝の埼玉工大深谷高校(当時)対深谷高校以来だ。同部はトヨタ自動車ヴェルブリッツ、リコーブラックラムズなど強豪実業団に選手を複数輩出している。今後、大学の強化指定を受けているため一部の指定席確保と上位進出、大学選手権の出場が宿命化している。

応援席は大学職員、OBなど拓大旗持参の応援者が多数いた。熊谷市は埼玉県北部に位置している。都心から結構遠いが策を重ねて応援団動員の需要がある。応援ポスターは受付で無料配布中だった。同日14時から試合のあった立正大、大東文化大と比較し、父母会、OB会の動員は少ない印象を受けた。大学と学友会関係者は野球部、陸上部、ラグビー部など競技人口の多い部門の観戦業務が責務と言える。

三角洋平(102期)

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