先輩からの学び~平成26年度留学生地域研修感想文(千葉班その4)~

   2018/11/08

国際学部国際学科4年 黄 超群(中国)

平成26年度留学生地域研修感想文(千葉班)⑩

2009年9月20日から来日した私は千葉へ行ったこと何回もあったのだが、今年は拓殖大学学友会主催の地域研修会ということで、2014年8月28日から8月30日まで、2泊3日で千葉県へ行ってきた。

初日は東京から新幹線で蘇我に向かい、千葉県庁で先輩たちと打ち合わせしてからの議会棟と防災危機管理センター視察はお昼前のスケジュールであった。あまり人見知りしない私は、多くの先輩たちの前に緊張しつつ、指示に従って、全員委員会室で千葉県の有名なお寿司を食べた。そこで、いろいろなお話しをしたところで、先輩たちの優しさと温かさを感じ、少し落ち着いてきた。当日の午後は長嶋先輩と一緒に座禅体験をしたことで、世の中の宗教を考え直ることにした。人はいつか死ぬからこそ、今の生きることを大切にするべきである。当日の夜は長嶋先輩の友人の家で伝統的な家庭料理を食べた。皆さんは初めてに会った私たち中国から来た留学生を受け入れ、家族のような存在であり、本当に心から感激している。

二日目は朝一長嶋先輩と一緒にホテル近くのレストランで朝ごはんを食べてから、株式会社マルハチへ訪問し、落花生工場まで案内して頂き、社長はとても親切で、千葉県とその地名の由来について少しお話をしたところで、千葉は数多くの葉が繁茂する意で、実り豊かな豊穣の地を示している。たくさんの草木が生い茂る原野だったから、土地と子孫の繁栄を願っての地名などとも説かれることを知った。お昼は手打ちそばで、マスターは私たち留学生のために、その場でそば打ちをした。初めて、日本の伝統的なそば打ちの素晴らしさを自分の両目で確かめた。しかも、出来た手打ちそばはとても美味しくて、愛情がたっぷりこめていると感動した。お昼終わってから、長嶋先輩と別れ、麻生先輩が運転し、九十九里に沿い、私たちは勝浦へ向かった。綺麗な日本海が目に入って、前に座っている先輩たちの背中を見て、心から感謝の気持ちが溢れている。夜はペンションで、夕食を食べながら、麻生先輩と二人の鈴木先輩と初芝先輩、4対4で、日本と中国の伝統歌を歌った。そので、先輩たちから拓殖大学への思いを知り、拓大生の絆は世界中にどこでもあることを強く感じ、その魅力はいつでも味わいたくなる。

あっという間に、最終日につき、大雨の影響で、朝市の見学うまくいけなかったのだが、無事に海の博物館へ観光して来た。お昼は先輩たちと千葉県の有名な坦々面を食べてから、お別れの場所勝浦駅へ向かった。皆さん、お元気で!気をつけて東京に帰って、勉強も頑張ってねと先輩たちから頂いたお別れの言葉だった。涙が出そうだった私は我慢しながら、皆さんと一緒に笑顔で、先輩たちを見送りした。

研修終えて、たくさんのこと勉強になった。長嶋先輩、鈴木先輩、麻生先輩、初芝先輩、いろいろありがとうございます。先輩たちの後輩になれて本当によかった。短い間、不器用な私の面倒を見て頂いて、お世話になりました。私は多くの大学から、拓殖大学を選び、拓大生になって、光栄である。今後もこの誇りを持ち続け、自分の後輩たちにも伝えてあけるように頑張ります。

また、会えることを楽しみにしております。

平成26年度留学生地域研修感想文(千葉班)⑪平成26年度留学生地域研修感想文(千葉班)⑫