東京から離れて九州へ行った4日間~留学生地域研修感想文(その2)~

   2018/11/08

平成22年度留学生地域研修②

工学部3年 チャミタ スダルサナ

日本に来てから、国内の飛行機に乗って東京を離れ、九州の様な遠い所へ行ったのは初めてだった。それは大学の留学生地域研修があって、主事室の先生に誘っていただけたお陰だった。行く前からその前に参加した先輩から色々な事を聞いていたが、少しドキドキしていた。8月20日の朝、11時40分に羽田空港を出発した私達の飛行機は九州の大分空港に13時20分くらいに着き、東京と違う綺麗でフレッシュな空気だなと思った。

大分空港に到着し、戸髙鉱業社の浅川さんが迎えに来てくださっていた。空港で昼ご飯を食べて、泊まるホテルまで行く。ちなみにこのプログラムは戸高鉱業社と大学の学友会のお陰だ。ビジネスホテル久月までの道は非常に綺麗だった。何処も緑が広がって東京のビルばっかりの賑やかな雰囲気と違い、落ち着く風景だった。ホテルに入って、夜18時30分まで自分の部屋でリラックスしていた。夜になり津久見市のローターアクトクラブのみんなと交流をし、たくさんご飯を食べながら飲んだりした。みんな親切で色々な話をしていた。そこで初めて戸髙鉱業社の会長、戸髙先輩にお会いした。驚いたのは戸髙鉱業社にはたくさんの拓殖大学の先輩がいたことだ。夕食後、バーに行って話したり、お酒を飲んだり、そしてカラオケをしたり…。歌が下手で普段あまり歌う気になれない私も、その時は楽しく歌った。

8月21日、鉱山の胡麻柄事務所に着き、石灰石の採掘から、船積み、出荷作業までの工程をDVDで見た。説明を聞きながら、質問したりもした。その後、鉱山現場まで行った。すごく広かった。世界で有名なアパートほどの大きいトラックを見て驚いた。トラック1台で一億円、車輪の直径が私の身長の1.5倍ほどあった。鉱山を見学してから、夜は、扇子踊りに参加させていただいた。みんなが浴衣を着て、お祭りのところに行き、扇子踊りをしていた。最初は慣れなくて難しかった。だが、会社の方々に教えてもらって、慣れると面白くなって来た。うまく踊れるようになったら楽しくなった。お祭りの後、交流したり、飲んだりした。飲み会の後、ホテルに戻った。1日、楽しかった。

8月22日はいろんなところを観光した。久住花公園、ガンジーハウス、国宝臼杵石仏などを見学に行った。そして8月23日は、九重夢大吊橋、うみたまご水族館を見学に行った。時間が早くてあっと言う間に4日間の終わりが来た。たくさんの人々と出会っていろいろな事を体験、見学することで一段と成長したと思う。勉強とアルバイトで疲れていた私に、今年の夏休みはとても楽しい夏休みだった。15回目のこのプログラムを企画してくれた戸髙鉱業社の皆さんと、私にこのチャンスをくださった大学の先生達、もう一度ありがとうと言いたい。そしてもっと他にもこんなプログラムの企画をお願いしたい。