強い!内山、連続KO防衛!!

   2014/04/30

内山2回目の防衛①

9月20日・さいたまスーパーアリーナで行われた世界ボクシング協会(WBA)スーパーフェザー級王者の内山高志(本学100期)が同級5位ロイ・ムクリス(23、インドネシア)を5回2分27秒、TKOで下し2度目の防衛に成功した。

内山は終始冷静に試合を進め5回後半、ボデイを攻め続けると、ムクリスがたまらずガードを下げた。すかさずチャンスとみた内山はがら空きの顔面に体重を乗せた強烈な右フックをたたき込んだ、この時点で勝負が決まったも同然。続くロープ際で左右の5連打で鮮やかにマットに沈めた。これでデビューから負け知らずの6戦連続KO勝ち。王座を獲得した試合を含む3連続KOは日本ボクシング史上初の快挙。挑戦者は失神しリングから担架で運ばれ、そのままさいたま市内の病院に直行、左ほおの骨折と診察された。

試合後のインタビューは実に落ち着いた態度で勝っておごらず、あくまで謙虚でさらに自分を伸ばす、と語る姿は王者の風格を感じさせた。

内山高志(うちやま・たかし)

1979年(昭和54年)年11月、長崎県生まれ、埼玉県育ち。

2002年(平成14年)拓殖大学政経学部卒業(100期)、アマで全日本選手権3連覇。2005年7月プロデビュー。今年1月初挑戦でスーパーフェザー級王者、5月の初防衛戦もTKO勝ち。戦績16勝(13KO)無敗。

内山2回目の防衛②