拓魂碑春季例祭
4月23日(木)、八王子キャンパスで拓殖招魂社と拓魂碑春季例祭が執り行われた。
学友会行事による後者は、今回54期中村博幸氏をはじめ61人の学友、学生2人、教職員3人の物故者に大学・学友会・学生代表が菊花を供えた。拓魂碑に奉納された総数は、5917人になります。
会長式辞
陽光うららかな良き日、謹んで拓魂碑に祀られる全学友、全教職員の御霊に申しあげます。私達の母校拓殖大学並びに学友会は、建学の精神を遵守し、一致団結して力強く邁進しております。
去る三月二十三日、卒業式が八王子キャンパスにおいて行われました。学部、大学院、北海道短期大学を合わせ二,六五二名が新たなる人生の船出をいたしました。学部の卒業期は「一〇七期」となります。
文京キャンパスの第一期工事も完成し、学生諸君は近代的な校舎で勉学に励んでおります。拓殖大学のランドマークである本館は末永く保存され、「拓大人」の心のふるさととして残ります。
さて、いよいよ今年十月三日には、拓殖大学学友会創立百周年記念式典が挙行されます。明治四十二年創立から百年になります。門田正經初代会長から、十九代に亘る歴代会長を中心に歴史が刻まれた学友会の、「新たなる時代へのスタート」です。式典には、全世界の支部長はじめ、国内八十七支部の支部長・学友のご参列のもと、盛大に「学友大会」を開催したいと考えております。
本日ここ拓魂碑に入魂されます方々は、ブラジル連合会、リオデジャネイロ支部長を務められた学部五十四期 中村 博幸(なかむら ひろゆき)さんを含め、学友五十六名の方々であり、拓殖大学教職員三名、在学生二名、計六十一名。あわせて五千九百十七名になります。拓魂碑におわします諸先輩の霊位には、何とぞ母校拓殖大学の、今後益々の発展と、我等学友会の将来をお守り下さいますようお祈り申し上げ、式辞と致します。
平成二十一年 四月二十三日
学友会 会長 松村 豊