レスリング協会首脳が来校
JOC(日本オリンピック委員会)副会長で、日本レスリング協会長の福田富昭氏と、同協会の髙田裕司専務理事の2人が10月4日、文京キャンパスに福田勝幸大学理事長を表敬訪問した。この日はちょうど秋の東京国体レスリング競技の初日で、会場は茗荷谷駅前向かい側の筑波大(旧東京教育大)跡地。両氏は開会式に出席したあと、直ちに徒歩で拓大に向かった。案内役は西口茂樹レスリング部長(国際学部教授)と佐藤守彦OB会長、宮澤正幸百年史編纂室専門員。
祝賀くす玉割り商店街会長は拓大教え子
A館2階応接間で福田理事長を交えて約1時間半歓談したが、そもそもは「2020東京オリンピックまで西口君を強化委員長に貸してほしい」と昨年10月、レスリング協会側の強く熱い申し入れに対し、大学が慎重熟慮のすえ快諾したいきさつがあり、今回レスリング側が感謝を述べた。
福田会長は「私は1968年ころ、拓大レスリング部の再建強化を頼まれて毎週コーチに通った。その頃と建物の配置がすっかり変わり、とても豪華になって、45年も昔の風景がわからなくなった」と座を笑わせた。また「お陰さまでレスリングの存続と、7年後の東京オリンピックと両方とも決まった。すでにテレビにも新聞にも出たが、板橋区の佐藤正商店街会長が祝賀くす玉を割って盛り上げてくれた。偶然、私がメガネを直しに入った時計店の店主が佐藤君。向こうもこっちもビックリ。私が拓大レスリングをコーチしたときの学生だった。」以後、北区西が丘3丁目の味の素ナショナル・トレーニングセンターを強化の拠点とする福田会長はじめ、レスリング関係者が隣接板橋区の商店街をたびたび訪れる。「佐藤会長には世話になってます。ぜひ写真を載せて」というわけで―。次の写真となったわけ。(M)