関東学生1部ＢＩＧ8の試合は、第5節11月1日(日)、駒澤大学との一戦となりました。

この試合、前半から押し気味に試合を進めて何度かゴール前まで攻め込むものの、ミスなどもあり、今一歩攻めきれず。0対0で緊迫した展開で折り返しとなりました。

しかし、後半は一気に得点ラッシュとなりました。先ず、第3Ｑ開始早々の54秒にランニングバック(ＲＢ)10番川口がタッチダウン(ＴＤ)ランを奪うと、川口が大活躍。その後も4分46秒、7分51秒とＴＤラン。第3Ｑだけで3本のＴＤを挙げ、21対0。拓殖大学観客席は総立ち状態となりました。

最終の第4Ｑは一転してスペシャルプレーを連発する駒澤ペースとなり、第4Ｑの7分46秒にＴＤパスが通され21対7、その後にオンサイドキックで攻撃権を奪われると再び9分37秒にＴＤパス成功され、2本のＴＤを奪い返され21対14。嫌なムードが漂いました。

しかし、続くオンサイドキックを拓大がカバーし、攻撃権は拓大に。ここでも川口がロングランを見せ、ゴール前まで攻め込むと終了間際にクオーターバック(ＱＢ)9番河西がダメ押しのＴＤを挙げ、勝利を収めました。

この試合、連盟からリーグ戦1試合に与えられるホームカミングデーとして、拓殖大学アメリカンフットボール部主催ゲームとして開催致しました。主賓に学友会会長56期赤澤先輩をお招きして、赤澤先輩によるコイントスセレモニーを行いました。今回はいつも盛り上げてくれているチアリーダーに加えて吹奏楽部の応援もあり華やかな応援の中での開催ともなりました。観客席には、副会長の68期南先輩や69期大山先輩はじめ沢山の学友会関係者並びに拓大職員の方々、様々な世代の御学友もお越し頂き、ＯＢ会・父母会・拓大アメリカンフットボール部ファンなどの皆様と共に華やかな応援を展開出来ました。ＴＤの後に歌う応援歌も4回の大合唱、ハーフタイムの興亜の雄図も、今迄よりも更にカチマス踊りを踊る輪が広がりました。母校を応援する球技としては、アメリカンフットボールは観客席一体となってチームを正に後押し出来る楽しみがあります。

御集り頂きました、沢山の方々に感謝致します。ありがとうございました。拓大側スタンドは大勢の観客が帰らず、試合後に選手と一緒に歌った校歌と両校へのエールを行ってくださいました。

次節は、横浜国立大学(以下、横国大)戦となります。情報分析戦の要素が強く、大学から始める事の出来るスポーツでもあるアメリカンフットボールにおいて、国立大学も強い競技という特色もあります。昨年東大と東工大から1部初勝利、今年は一橋からも1部初勝利し、国立強豪大学で唯一未勝利で残っているのが横国大です。昨年も惜敗しています。

この試合に勝利しますと、国立強豪大学から全て勝利という、拓大アメリカンフットボール部創部50周年に相応しい実績が積み上がります。そして、更に最終戦は現在全勝の立教大学との優勝決定戦の可能性が高くなります。

引き続き、皆様のご声援のほど、宜しくお願い致します。

深川隆成(84期)

次節

11月14日(土)16：30～
会場：アミノバイタルフィールド(京王線飛田給駅下車徒歩10分)

今迄の戦績

通算成績4勝1敗(現在2位)

※チーム最新情報などの詳細は、公式ホームページをご覧ください。
トップページでは、駒澤戦のスライドショーをご覧頂けます。