感動のミュージカルを観て(第28回北短ミュージカル感想文⑩)
政経学部経済学科3年 山本 裕介
2月18日、19日に大学祭実行委員会委員長として拓殖北海道短期大学との交流会に参加させて頂き、短期大学の生徒が公演しているミュージカル「ふたつの空」を鑑賞させて頂きました。私はミュージカルというものを観たことはなく初めての経験でした。あくまでも学生が企画・演出を行っているから感動などはしないだろうと考えていましたがホールに入った瞬間間違っていたと感じました。舞台技術のクオリティーが凄いとしか言いようがなかったのです。舞台技術を見ただけで鳥肌が立ったのを覚えています。劇が始まるとなんで感動などしないと私は思ったのだろうと恥ずかしく思いました。学生達の真剣な演技、音響、全てに感動を覚えました。
ミュージカルの内容としては昆虫達が人間の世界に憧れ、森の妖精に人間の姿に変えてもらい人間世界に入っていくという内容でした。他の昆虫達は人間を嫌い、なぜその昆虫達は人間の世界に憧れを持ったのか、ひと組の夫婦と出会いでの様々な出来事。話しが進むにつれ私は入り込んでいきました。お涙頂戴といった演出はなく自然と涙が溢れる公演でした。
ミュージカル終了後、短期大学の方との交流会と短期大学見学で様々なお話を聞き、見学することが出来ました。たった5ヶ月ほどで準備をすることやオーディションを行い主役など決めていくこと。どれだけ大変だったか、どれだけ真剣に打ち込んできたのかが伝わりました。
本学でも12月に語劇祭が行われていますが、参考になる点が多々ありました。この経験を活かして語劇祭をさらにより良いものにしていきたいと感じました。最後にこのような素晴らしい交流会を開いて頂いた短期大学の皆様方、学友会の諸先輩方に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。