第74回語劇祭―世界の優しさ―
12月1日より第74回語劇祭が始まりました。開会式は12月の雨の中でした。
語劇祭は麗澤会館90年記念ホールで行われますので、天候に影響されることはないと言いながら、2日続きの雨天はかなり残念でした。学生達のこれまでの練習の成果を少しでも多くの方に見て頂ければと願っていました。
1日はアラビア研究会「巡礼」、印度パキスタン研究会「王様の褒美」、タイランド研究愛好会「ムエタイ少女」。
2日は中国語会話愛好会「ふるさと」、中国研究会「光のゆくえ」、ブラジル研究会「O Assalt 強盗」
3日は英語研究会「BOND~人と人を繋ぐもの~」、コリア文化研究会「One Promise~待っている人がいるから~」
「冷たい風にうたれ悩んでも、熱い心の思いは決してさめることはない」これは開会式に歌われた「Peaceful World」の最初の歌詞です。3日間とも沢山の観客にあふれ、また演じる学生も裏方で盛り上げる学生も一緒になって頑張っている姿は、寒風を忘れさせ、素晴らしい仕上がりとなりました。惜しみない拍手が全ての演技に送られました。
今回総長賞をとったコリア文化研究会「One Promise」は、人と人の「絆」を悲しい戦争を通して訴えたものでした。今の時代だからこそ、様々な思いが胸に溢れるものでした。
第74回語劇祭の結果は以下の通りです。
総長賞 コリア文化研究会「One Promise~待っている人がいるから~」
優秀賞 タイランド研究愛好会「ムエタイ少女」
準優秀賞 中国研究会「光のゆくえ」
最優秀個人演技賞 大坪礼佳さん(経営学科1年:中国研究会)
井上富美子(70期)
拓殖大学に入学してクラブ活動を選ぶとき、大学祭実行委員会が楽しそうだったので入りました。
私にとって初めての語劇祭でした。大学祭実行委員会のスタッフとして、一カ月前から語劇祭に向け準備をしました。当日も参加団体様が今までの努力を最高の形で表現できるように、バックアップしてきました。
各参加団体様の発表からはそれぞれの思いやメッセージが伝わり、私には、とても感動的なものでした。
語劇祭を終え参加団体様からお礼の言葉を頂いたときは、本当に嬉しかったです。
政経学部経済学科1年 向後美和