内山高志、速攻TKOでV10達成
WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチが5月6日(水)東京・大田区総合体育館で行われ、王者内山高志(ワタナベ、拓大100期)が挑戦者ジョムトーン・チューワッタナ(タイ)を2ラウンド1分15秒TKOで下して10度目の王座防衛を果たした。
挑戦者ジョムトーンはムエタイで活躍してボクシングに転向、戦績は9戦全勝4KOで、日本人にも3度勝っているなど、内山にとってこれまでで最も危険な挑戦者といわれた。
試合が始まってみると、1ラウンド後半から内山の右ストレートが入り、相手も力強いパンチでプレッシャーをかけてくるように見えたが、2ラウンド内山の左ストレートが顔に、続いて右のパンチも当たり、相手は1歩下がったあと崩れ落ちた。レフェリーはカウント途中で試合をストップし、内山のTKO勝利となった。(S)