拓殖大学紅陵祭 学生交流訪問(令和6年度北短学生紅陵祭訪問感想文その7)

 

保育学科身体表現コース 1年 望月 歩実

この度は、このような交流の機会に参加させていただきありがとうございます。

大学生になった身で、大きなキャンパスの学校祭に行くことは初めてだったうえに、一緒に行く学生の中で唯一の一年生女子だったため、はじめはとても緊張していました。しかし、一緒に行く学生も引率の先生も優しくて、楽しい訪問になりました。紅陵祭では、他国の文化や、保育以外の研究にも触れることができて、普段は目に入らないこともたくさん吸収することができました。

紅陵祭の各サークルやゼミナールの模擬店とともに迎えてくださる学生さんたちがとても明るい雰囲気で、交流をする前からとてもわくわくしていました。メンチカツやホットドッグなどのご飯ものから、フィナンシェやチュロスなどのスイーツ、他には中国やアメリカ、インドネシアにちなんだ料理を提供している模擬店もあり、拓殖大学が国際色豊かなことを改めて感じることができました。

教室展示も様々なものを見てきました。中でも、中国の文化を紹介しているところがあり、ただ文化を紹介するだけでなく、SDGsと関連付けた一人一人の研究をまとめたものを壁に掲示していて見る人の興味が湧くような工夫がされていました。掲示物だけでなく、実際の中国文化にちなんだ道具や飾りも並べられていて、「これは何に使うものなんですか?」と聞いて、より中国文化を知りたくなるような展示でした。掲示物、展示物を見て、より聞いてみたくなったら、中国からの留学生や先生がすぐその場にいらっしゃったので知識をたくさん深めることができました。他には、インドネシア文化を紹介している教室もありました。そこでは、クイズ形式になっていて、教室に入る前にもらう問題用紙の答えを探しながら展示をみることで、展示物を細部まで見ることができ、自然とインドネシア文化に触れることが出来る工夫がされていました。この教室では、拓殖大学北海道短期大学の農学ビジネス学科に興味のある学生さんがいて、該当する学科の先輩から学科の話を聞いてとても生き生きしていて、この会話は今回の交流のなかでは小さい交流かもしれないけれど、とても貴重なものだったのではないかと思います。

一日目の夕食を兼ねた懇親会では、拓殖大学の学生さんと、学友会の皆さんとホテルの豪華な食事をいただきました。私は、高校時代に生徒会長を務めていたこともあって、人前で話すことには慣れているほうだと思っていたのですが、年上の学生さんと、大勢の大人の方たちに混ざってしまうととても緊張してしまいました。会場全体への自己紹介の場で、私は保育学科1年生代表として来ているので、保育学科で学んできたことを話そうと思いましたが、子ども向けミュージカルを終えての感想のようになってしまい、少し悔しい思いが残っています。次にまた同じような機会があれば、子ども向けミュージカルを終えて何が学べたのかということまで話せるように頭の中を整理しておこうと思います。

今回の学生交流訪問では、拓殖大学の学校祭に参加して普段は触れられないようなグローバルなことや、教室展示の中での防災体験など、様々な内容を体験することができました。中でも、懇親会の中で中国からの留学生の方と食事をとりながら、食の好みやテレビ番組についてなどの日常的な会話をすることができたのがとても嬉しく、印象に残っています。今回の訪問での経験を生かせるよう、これからのミュージカル活動や学校生活にも力を入れていきます。今回は、とても貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

令和5年度編入学生とともに


拓殖大学正門前:紅陵祭アーチ