本校との交流を経て(令和6年度北短学生紅陵祭訪問感想文その3)

 

農学ビジネス学科環境農学コース 2年 中西ののか

この度は、拓殖大学紅陵祭の訪問、また学友会の方々や本学の学生の方々との交流の機会を作っていただきありがとうございました。

私は大学生になって、社会に生かせる活動をしたいと思い、学校祭実行委員やミュージカル実行委員長などの人前に出たり、1から自分たちで企画を計画したりして多くの活動を進めてきました。拓殖大学との交流会が3年振りに再開されると知り、とても楽しみでした。

高校生の時に、高校の部活動の関係でオープンキャンパスに行ったり、他の大学を見たりする機会がありませんでした。そのため、他の大学の生活を見ることができたこと、拓殖大学の学生らと活動について意見交流できたことが、とても良い経験になりました。

私が交流の中から印象的に残った言葉が「みんなを引っ張るリーダーとみんなの意見を聞くリーダー、みんなの個性を生かすリーダー、のどのリーダーが最強かは全てをできるリーダーが最強。」という言葉に刺激を受けました。私は、ミュージカル実行委員長としてみんなを引っ張っていくのがリーダーだと思っていました。しかし、みんなを引っ張ろうとするだけでは誰も付いてきてくれないかもしれない。一人一人との信頼関係があるからこそ、リーダーが信頼される所以だと思うので、自分がやりたいことの軸をきちんと立て、みんなの意見を+(プラス)αにしていきたいと感じました。先輩方が繋いできた伝統あるミュージカルは、今回で第40回目を迎えようとしています。大切な年の委員長になれたこと、とても光栄ですし、OG、OB、先生方、そして学生にとって最高の作品になるように全力を尽くします。

大学では様々な役職に就き、働きかけをしていますが、全ては自分の将来に繋がると思い、もともと苦手ではありましたが、人前に出て自分の意見を言えるように取り組んできました。私の好きな言葉に「自分の周りには自分と同じ考え・目標を持った人が寄ってくる。」という言葉があります。この言葉は高校の部活の顧問から教わった言葉ですが、この言葉を信じるようになってから、人生観が変わりました。常に上を向き続け、明るく生きていると周りも似たような人達で溢れ、負のオーラを吸収することが減りました。今回の交流会も私のこれからの人生にとって、良い経験になるし、今までの生き方によって出会うことのできたご縁だと感じています。社会に出ると辛いことが増えると思いますがこの考え方を忘れずに生きていきたいです。

最後に繰り返しになりますが、拓殖大学と拓殖大学北海道短期大学の交流の場を設けて頂き本当にありがとうございました。そしてOG、OBの方々とお話することができ、拓殖大学の素晴らしさを実感することが出来ました。それぞれが専門としていることが違うからこそ、私は改めて農業の大切さを知ることができました。農業は日本の未来にとって欠かすことのできないものです。誇りを持って残り少ない学生生活、そしてこれからの人生に活かしていきたいと思います。