北短のミュージカル「旅する小舟」の鑑賞した感想~平成29年度ミュージカル交流感想文その8~

 

北短校舎前にて

北短校舎前にて

政経学部法律政治学科 4年 西山和宏

2018年2月17、18日に深川市文化交流ホール「み・ら・い」にて行われた「第34回拓大ミュージカル~旅する小舟~」を鑑賞するために、極寒の北海道の地に降りたった。最低気温-20度の外気に触れる初めての体験でした。今回、私は北海道に来るまで、拓殖大学北海道短期大学でミュージカルを開催している事を全く知りませんでした。しかし、立派なホールに席を埋め尽くすほどの観客が集まるものでした。東京から参加した9名の拓殖大学生の多くは語劇祭に関係した団体のメンバーでしたが、私自身はミュージカル等経験が無く、ほぼ素人でしたが北短のミュージカル「旅する小舟」を鑑賞しとても感動しました。特に、100名に満たない例年より少ない学生数で、大道具作成からチケットの販売までをこなし裏方の努力に答えるかのようにキャストが全力で舞台をつくる姿は、有志の大学生によるもの以上の素晴らしいものでした。ミュージカル後、北短のキャストさんやスタッフ学生と交流会の行ない様々な裏話や苦労したことなどを聞きました。彼らの素晴らしい練習や努力があり、34回も拓大ミュージカルが行われているのだと思いました。チケット代以上の価値と伝統があると思います。

二日目は春季休業中でありにもかかわらず、拓殖大学北海道短期大学の校舎を拝見させていただきました。北短学務学生課の近藤さんに北短の様々な教室を案内していただきました。東京との違いで驚いたのは調理室やピアノ練習室があった事です。学部学科編成の違いで拓大も大きく特色を分けているのだと思いました。保育学科のカリュキュラムや、真っ白な雪の大地で見ることはできませんでしたが、外には農学系の実習農場もあり北短にとても興味を持ちました。

拓大生活の最後に最も貴重な経験と思い出を作ることが出来ました。北短の大学スタッフ、引率の小寺さん、学友会の北海道支部のみなさん、私を推薦していただいた学友会の事務局長の山田さんと井上局次長、交流会に参加した北短の学生、ミュージカルの作成チーム、すべての人に感謝しています。