千葉県支部総会・講演会・懇親会
- 日時
- 2017(平成29)年6月10日(土)
- 会場
- 千葉市・東天紅
- 人数
- 58人
- 来賓
- 長嶋光太郎(拓殖大学監事) 田中一昭(同) 佐藤守彦(学友会副会長) 岡田一美(千葉県東葛支部長) 漆原照久(栃木県支部幹事長) 二口昌弘(群馬県支部副幹事長)
平成29年度千葉県支部総会が、梅雨入りにも係わらぬ晴天の下、千葉駅近くの「東天紅」において開催された。
校歌斉唱、物故者への黙祷、支部長挨拶と型どおりに進行し、来賓として、ご臨席いただいた学校法人拓殖大学の監事の長嶋光太郎様、学友会本部の佐藤守彦副会長様、学友会関東連合会の代表として千葉県東葛支部長の岡田一美様からご挨拶をいただいた。来賓としては、他に大学の名誉教授で監事の田中一昭様、栃木県支部の幹事長の漆原照久様、群馬県支部の副幹事長の二口昌弘様にもご来葉賜りお祝いをしていただいた。
上程された議題はすべて承認された。特に本年は、支部長改選の年であり、支部長の私から、全国支部の支部長の若返り傾向から、当支部も若い支部長の下で柔軟な発想での支部活動の活発化を期待すべく、75期の本間進副支部長にバトンタッチをしたいと提案し賛同をいただいた。本間拓兄からは、力強い決意が延べられ壇上にて握手を交わした。4年間の支部運営に際し、会員の温かいご支援、ご協力に謝意を表した。
また、支部の相談役の51期卒の石井貢先輩が、今年90歳・卒寿を迎えたので、これをみんなで祝うべく準備をしてきたが、残念ながら、体調不良で出席できないということで、感謝状及び記念品を自宅に送ることとした。さらには、47期卒の三橋友愛先輩が、今日が本当の誕生日で満91歳ということを知り、急きょ形ばかりではあるが記念品を贈り長寿をお祝いした。
総会終了後、参加者全員の集合写真撮影を行った。この写真はお帰りの際に全員に手渡すことができた。
本年度の総会は、当支部創立60周年に当たり、これまで支部運営にご尽力をいただいた諸先輩を偲ぶとともに、我々の知らない学友を発掘し、新しい学友の輪を広げるきっかけにしたいと考えた次第である。
そこで、講演会には、母校51期卒で、拓大の生き字引とも言われる宮澤正幸先輩に「千葉県と拓殖大学今昔物語」と題して、お話を伺った。宮澤先輩はレスリングのOBで、当支部の3代目の支部長である嶋田治朗先輩の同期であり、千葉県にもたびたび来葉されているとのことであった。講演会の中で、千葉県の南房総を舞台とした「南総里見八犬伝」の著者である滝沢馬琴の墓は、旧正門近くの深光寺にあり、この地は広くは大塚と呼ばれている。「主人公の犬塚信乃、犬飼現八、犬山道節など皆「犬」の一文字を姓に持つが、「犬」の「`」を取れば、「大」であり「犬塚」は「大塚」で、本学と千葉県の「縁」とも言えるのではないか」と大変興味深いお話もあった。初代の支部長の上野豪彦先輩のお話や、大学の出来事の中での千葉県出身の学生のかかわりなど新しい学友の発掘をしていただいた。時間があまりとれなかったのが残念であった。
来賓の方々や講師の宮澤先輩を囲んでの懇親会はあっという間と感じられた。宴酣のところであったが、68期の池谷拓兄の指揮で、興亜の雄図一節、カチマス踊り、オス三唱で締め、来年の再会を期しお開きとした。
本総会の開催に当たり、大学当局や山田事務長さんら学友会本部の方々に大変お世話になった。また、準備に当たってくれた支部会員に心からの御礼を申し上げる。
支部長 藤田雅夫(64期)