月刊Hanada6月新緑号

   2017/04/26

表紙

花田紀凱 責任編集(飛鳥新社、840円)

総力大特集「朝鮮半島有事」そのとき、日本は―という緊急事態に直面して▽安倍官邸緊迫の50日▽前・元防衛大臣緊急対談(中谷元・小野寺五典)後者の岳父は拓大45期、柔道部OB=元宮城県議長・気仙沼市長である。

米軍基地反対派真の狙いは「沖縄の武装解除」(櫻井よしこ・我那覇真子と言論さくら組)など満載。中でもフロントページの「日本には二百人をこえる北朝鮮のスリーパー(工作員)が潜伏する(略)原発や新幹線、浄水場の破壊工作への備えは万全なのか?」にトドメ。

ところで6月号はスタイル一転というか、特別グラビアが従来のハリウッド名女優列伝から、なんと「稀勢の里」の秘蔵写真ばかり21ページ満載!と大胆に決めた。映画も良かったが、名横綱も良かった。「浅田真央引退」「エリザベス・テイラー」のページだってある。他に「山川草木 (うた)た荒涼…」(乃木大将・金州城外の作)がフロントページの入り口にでんと構えていた。

ところですでに掲載されたノンフィクション「慟哭の通州」(加藤康男)が飛鳥新社から刊行されている。1,667円(税別)。(M)

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