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ヒロシマは晴れているか

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生田秀之(EaBOOKS、500円)Kindle版

この作品は、平易な文章で書いているので、戦争を直接体験して、その悲惨さを知っている年配の人々だけでなく、戦争を知らない子供たちや、若者たちにも理解できると思います。戦争シーンのほとんどない、映画史上に残る反戦映画の傑作、『禁じられた遊び』に迫る作品だと自負しています。ルネ・クレマン監督は、「ミシェ~ル、ミシェ~ル―ママ~ッ―!」と言って、雑踏に消えていった、ブリジット・フォッセイ演じる、ポーレット少女のラストシーンを描くために(最初に、ラストシーンありきで)、逆算してシナリオを書いたのではと思われます。

昭和20年、8月6日、8時15分。あの日、あの時間に、広島が晴れていたというのが、この作品の裏テーマになっています。黒澤明監督作品がそうであるように、反戦という重いテーマを、エンターテインメントというオブラートに包んで、今の世に問いたいと思います。この小説を読むことによって、主人公と共に、戦争の悲惨さを考えるだけではなく、感じて欲しいのです。

世界マーケットにも通用する、映画化を視野に入れた作品です。主人公は、韓国スター、ウォンビンかイ・ビョンホン、ヒロインをチェ・ジウ、中国の国際的スター、チャン・ツィイーさんをイメージしています。乞う、ご期待!(著者)

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