群馬の思い出~平成28年度留学生地域研修感想文(群馬班その2)~

   2018/04/05

たかべん工場支部総会で

工学部 電子システム工学科 4年 周 浩欣(シュウ コウキン)(中国)

来日五年目の私は埼玉へ行ったことは何回もあったのだが、今年は拓殖大学学友会主催の留学生地域研修会を参加させて頂いて、2016年9月2日から9月4日まで、2泊3日で群馬県へ行ってきました。自分が旅行するより、研修会では別の視点から地域文化を体験し、理解することができました。また、卒業するまで最後の一年に楽しい思い出ができました。本当によかったと思います。

初日、私達は学友会の鈴木先輩のお供で池袋から高崎に向かいました。迎えにいらっしゃった小野里先輩と坂本先輩に山崎支部長が経営している会社まで送っていただきました。山崎支部長と挨拶し、支部長の警備会社を回りました。ランチは高崎で有名なだるま弁当を食べました。この弁当を作る会社の社長も拓殖大学の先輩であり、食事後でなかなか体験できない先輩の弁当工場見学を参加させていただきました。総務から工場は衛生、安全を最優先に考えた施設だと聞きました。工場はガスを使わず調理室には全部IHクッキングヒーターです。安全性を感じました。まだ、高崎のシンボル白衣観音を参観し、当時世界最大の観音像を作ったことを感動しました。観音像近くに染料の原料となる植物を集め、保護管理する日本初の植物園も見学しました。園内の温室では、亜熱帯地方に自生する染料植物を観察できます。染色工芸館では染織品を展示し、草や木から染められるさまざまな色を見ることができます。時を超えた彩りの世界を楽しむことができます。当日の夜は山崎支部長を初め、また7名先輩と高級寿司料理をたべました。そこで、いろいろなお話しをしたところで、先輩たちの優しさと温かさを感じ、少し落ち着いてきた。

二日目は二口先輩と坂本先輩、二人と一緒に世界遺産富岡製糸場を見学しました。当時働いてる日本人女性姿と場所を拝見しました。前日先輩から言われた群馬県ではカカア天下の理由も分かりました。日本の近代化だけでなく、絹産業の技術革新・交流などにも大きく貢献した工場だと感じました。昼は榛名湖を見ながら食事たべました。綺麗な景色が目に入って、心から感謝の気持ちが溢れています。午後は群馬県支部総会会場に向かい、50名ほど先輩がいらっしゃいました。懇親会で先輩達前に自己紹介し、いろいろ素晴らしい先輩と出会え、感謝気持ちを言おうとしますがうまく伝えませんでした。勉強不足でしたと反省しました。最後先輩達から校歌を歌い、先輩たちから拓殖大学への思いを知り、拓大生の絆は世界中にどこでもあることを強く感じ、その魅力はいつでも味わいたくなります。

あっという間に、最後の日になりました。高崎商科大学附属高等学校へ訪問しました。日本に来て、初めて着物を着ながら茶筅をやりました。高校の茶道先生からお相伴いたしますという言葉を知りました。次に、高校の空手道部を見ました。高校生達の生き生きしてる練習姿を見て、みんなは全国制覇の目指しを聞いて感動しました。自分もうがんばらないといけないと思いました。

三日間の研修でたくさん勉強になりました。山崎支部長を始め、三日間運転してくださった坂本先輩、群馬県歴史や日本文化などを教えていただいた小野里先輩、二口先輩、矢畑先輩に感謝の言葉言い切れなく、ありがとうございます。やさしい先輩達の後輩になれて本当によかったです。短い間、私達の面倒を見て頂いて、お世話になりました。私は拓殖大学を選び、拓大生になって、光栄である。今後もこの誇りを持ち続け、自分の後輩たちにも伝えてあけるように頑張ります。

来年また、先輩達と会えることを楽しみにしております。