月刊Hanada10月豊作号

 

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花田紀凱責任編集(飛鳥新社、820円)

フロントページに<左折禁止!山際澄夫>氏が<稲田防衛相「靖国参拝回避」への疑問>を書いた。ずっと参拝を続けてきた稲田朋美氏が防衛大臣になったとたん参拝見送りを明らかにした。終戦の日をまたいで、ソマリア沖の自衛隊派遣部隊激励にジプチを訪問したのである―筆者は稲田朋美大臣の苦悩を考慮した。大臣の私宅は茗荷谷町(旧町名)拓大正門の真ん前にあり、いま改築中である。大臣頑張れ!それにしても一面に「稲田防衛相外遊」と書いた新聞があった。かなりカンぐった見出しと思った。

金美齢女史が<日本人が気づかない日本最大の「財産」>を評論している。元台湾人―現日本国籍の評論家は、中国人と日本人の信用について論じ、台湾人が日本精神そのものを信用していることを力説。

読者を喜ばせる記事は満載だが、中でも<八杉康夫 戦艦大和とともに沈んだあの日>(瀬戸内みなみ)と<港湾カレッジ創設 講師には長嶋茂雄も>(藤木幸夫)そして<天皇の馬>の中で「バロン西と愛馬ウラヌス」は、お勧め。(M)