高橋諒、オリンピック予選に挑む
中国・遷安で3月23日~4月3日開催予定のリオデジャネイロオリンピック・ アジアオセアニア予選大会 に、日本から7階級7人が派遣される。拓大からは高橋諒(113期、八王子学生生活課)がミドル級代表に選出された。
同大会でのメダル獲得が予選突破の必須条件。アジアには世界の強豪が犇めいているが、日本のミドル級は村田諒太がロンドンオリンピックで金メダルを獲得しており、高橋にも注目が集まる。予選突破に向けてこれから2ヶ月間、拓大ボクシング部の通常トレーニングに伝統の強化メニューがプラスされ、高橋の集中力を高める。
学生時代は3年まで補欠だったが、トレーニングに明け暮れた時間は高橋を大化けさせていた。4年でいきなり関東大学リーグ、全日本大学王座で全勝、拓大を日本一に導き、国民体育大会でも優勝した。翌年は国民体育大会、全日本選手権、関東大学リーグ全ての試合で勝って日本一の選手に成長した。卒業後も国際大会を見据えて拓大ボクシング場でトレーニングしていた。4月に行われたプレジデントカップ(インドネシア)ではアジアやオセアニアのライバルが参加する中、銅メダルを獲得している。
本人コメント「第一にオリンピック予選突破を目標にしてきた。必ずリオデジャネイロに行きます」
ボクシング部ヘッドコーチ 鈴木大輔(95期)