紅陵祭レポート(佐々木雪乃)

   2018/04/05

保育学科 身体表現コース 2年 佐々木 雪乃

今回拓殖大学紅陵祭学生交流訪問に参加させていただき、感じたもの、今後活かしていきたい事が多くありました。私は保育学科2年生の代表として参加させていただきましたが、今年度の拓大ミュージカルキャストリーダーを務めているため、学生交流などで多くの刺激を受けました。

今年の紅陵祭は25年ぶりに文京キャンパスでの開催という事で、新しくなった文京キャンパスを拝見することができました。館内は開放的で様々な教室があるため、学生が勉学に取り組みやすい環境だと感じました。紅陵祭の教室企画では、様々な愛好会の活動展示を見学させていただきました。今年度のインドネシア派遣団の活動展示では、現地の様子や団員の活動内容、インドネシアについてわかりやすく説明された資料などがありとても感銘を受けました。片平里菜さんのイベント企画では、大学祭実行委員の方の動きが迅速に行なわれ、緊急事態が起きても臨機応変に対応している姿を拝見しました。そのことから集団組織の結束力を感じることができ、チーム連携の大切さを改めて感じることができました。紅陵祭に参加させていただき、今年度の拓大ミュージカル活動に取り組むにあたって、参考になる場面が多く見られました。

学友会主催の学部学生と北短学生との交流夕食会では、学部の学生の方から大学生活でどのような勉強をしているのか、どうして拓殖大学に入ったのか、インドネシア派遣団での現地の話など様々なお話を聞くことができ、意思の強さや自分の未来像への希望を持っていることに、自分自身とても刺激を受けました。また、北短の恒例行事でもあるミュージカルの話になった際に、学部の学生がミュージカルの存在を知ってくれていることや、ぜひ北海道に行って実際に見たいと言ってくださり、とても嬉しく思うと同時に期待に応えられるようなミュージカル作りをしなければいけないという責任を感じました。また、学部にある英語研究会でもミュージカル活動をしていることを知り、互いにどのような練習をしているのか、どのような活動をしているのか等の意見交換をすることができ、今後のミュージカル活動を向上させていくために活かしていきたいと思いました。

最終日は靖国神社を参拝した後、遊就館を見学しました。戦争を知らない私たちは、どこか他人事のように過ごしていましたが、実際に使われていた当時の武器や、多くの戦没者の遺品を見学し、歴史を学ぶとともに戦争の恐ろしさを感じました。

今回の拓殖大学紅陵祭学生交流訪問で学部の雰囲気を感じることや学生との交流を行うことによってお互いに意見交換ができ、とても良い刺激を受けました。今年度のミュージカルをより良くするためにも、交流会で影響を受けたことを北短の学生に自ら発信していきたいと思います。今回このような良い経験ができたのは、学友会のお力添えがあったからです。このような機会を与えていただき、ありがとうございました。今年度のミュージカル活動にも熱を入れて精進していきますので、今後とも拓殖大学北海道短大をよろしくお願いいたします。