拓魂(進藤大希)
農学ビジネス学科 地域振興ビジネスコース 1年 進藤 大希
押忍、この度は、拓殖大学紅陵祭にお招き頂き、誠にありがとうございます。
今回、私が拓殖大学北海道短期大学の学生代表の一人として選ばれたことは何かのご縁でしょうか、改めて非常に嬉しく思います。
私事ではございますが、母校が「拓殖大学紅陵高等学校」ということもありまして、拓殖大学への想い、愛は人一倍強く、誇りを持っております。
今回の紅陵祭訪問・学生交流は、新渡戸稲造先生のお言葉である「我、太平洋の橋とならん」を拝借しまして「我、東京、北海道の橋とならん」と、そんな強い気持ちで参加させていただきました。
一日目は拓殖大学入学支援センター事務部の廣瀬担当部長にお世話になりました。
廣瀬部長にお誘い頂き、学生全員で食事を御馳走して頂きました。中華料理店で普段食べることのない美味しい料理を堪能。そのうち我々学生も緊張がほぐれ、皆仲良く本当に楽しく食事ができ、より一層団結が強まりました。廣瀬部長のお気遣いのおかげで良いスタートを切ることができました。廣瀬部長、有難うございました。
二日目はいよいよ今回の本題である「紅陵祭」です。
茗荷谷駅を降り、徒歩3分程度、文京キャンパスが見えます。今年、文京キャンパスが新しくなり、とても綺麗になりました。それでも今までの歴史と伝統のあるキャンパスの雰囲気、シンボル性は変わらず残っています。そんなこともあり今回の紅陵祭は25年ぶりに文京キャンパスで開催されました。中に入ればひとたび世界観が変わる。流石、国際大学のパイオニア、各国の留学生と共に自分たちの大学祭を作り上げているのがわかります。この後に岸澤担当部長を訪ね対面式を行い、学友会山田事務長と挨拶を交わし、その後岸澤部長にキャンパス内を案内して頂きました。
自由行動の時間になり、私は吹奏楽部の演奏を鑑賞しに行きました。コスチュームでマーチングの演奏。私も拓大紅陵高校では吹奏楽部の所属でしたので、今回の演奏を鑑賞して、拓殖大学へ編入した際には是非入部して、あの格好いいコスチュームを身に纏って盛り上げたいと強く思いました。
大学祭での目玉といえば有名人を呼んでのライブ。我々は「片平里菜」シンガーソングライターのライブを鑑賞しました。私自身、弾き語りを観るのは、拓殖短大のオープンキャンパスで度々登場する、「カツミーダ」以来です。とても感動し、これを機に私は「片平里菜」のファンとなりました。
夜になると学友会主催の懇談夕食会がありました。
そこでは拓殖大学の学部生と北短学生との交流会が設けられ、初対面の学部生と豪華な食事をしながら、次第に会話に花が咲きました。主に学部生との会話は「国際的」な話で海外研修や派遣といった国を越える、我々にはとても刺激的な内容。視野が広く、まさに拓殖大学の建学の精神、海外雄飛でありました。
校歌にも謳われる「人種の色と地の境 我が立つ前に差別なし」それを身近に感じられたひと時でした。
紅陵祭、交流会を通じて感じたのは、学生、学友会、教職員が、拓殖大学に対し強い誇りを持っていることです。創立者・桂太郎先生の「眼を開いて、世界を見よ」この意味を良く理解しているように思えました。
学生にとって大学祭は大切な行事・思い出になります。我々は、拓殖大学紅陵祭を実際に見て、感じて、得た事を忘れることなく活かしていかなければなりません。そうするためには我々が北短学生の先頭に立ち、プライド、拓大の素晴らしさを伝えていくことが重要です。
今回の「拓殖大学紅陵祭」に参加させて頂きました事、深く感謝申し上げます。
学友会の方々、教職員の方々、学部生、関係された皆様のおかげで素晴らしい時間を過ごすことができました。
代表学生の9名の皆とは非常に仲良く、とても楽しい三日間を共にできました。そして何より引率を担当して頂いた小原めぐみさんには大変迷惑をお掛けしました。と言いつつ、まだまだお世話になりたいと思います。本当に有難うございました。
自らの人生は自らの手で拓く、人生開拓。