長年継続されていた日本寮歌祭が平成22(2010)年を以て終了したが、寮歌は伝承させなければならないと、有志が翌年の平成23(2011)年から中央寮歌祭として引き継いだ。5回目を迎える今年は、8月9日(日)11時から東京・京王プラザホテルで開催された。

参加校は昨年と同じく55校。京城帝國大学、旅順工科大学、東亜同文書院、台北帝國大学予科、陸軍士官学校、神宮皇學館大学予科、海軍兵学校、第一～第八高等学校等、現在では日常滅多に話題に上がらない校名の卒業生が思い思いの服装で参加、賑やかな会場をさらに盛り上げた。

各校ごとにテーブルでくつろぎ、並べられた料理、お酒をいただきながら次々と登壇し披露する各校の寮歌や校歌あるいは演舞を楽しんだ。

我が拓大ももちろん参加、午後1時半頃30番目に登壇、出席者全員で応援歌、興亜の雄図を声たからかに唄い、カチマス踊り、オス三唱と短い4分間の持ち時間を精一杯元気に披露し大きな拍手をいただいた。

午後3時半前松山高等学校で終了となり、最後に参加者全員で一高寮歌、嗚呼玉杯にを合唱しながら会場内をゆっくり廻り閉会式となった。

なお、寮歌祭は東京だけではなく全国各地で開かれているので、開催日時を調べて是非参加し青春時代を思い起こして欲しいと思う。(Ｏ)