関東大学ボクシングリーグ戦 拓大対東洋大

 

ボクシング東洋大戦①

第67回関東大学ボクシングリーグ戦は24日、後楽園ホールで試合を行い、拓大は6勝3敗で東洋大に勝利した。後楽園ホールには工藤信一常務理事や日本スーパーフライ級王者の戸部洋平選手(108期)など多数の拓大教職員やボクシング部OBがいた。昨年、王座を奪還した拓大ボクシング部はリーグ戦と全日本大学王座決定戦の連覇が期待される。

序盤はほぼ互角だったが、TKOだったライト級の藤田大和選手(4年)や差をつけたライトウェルター級の井上浩樹選手(4年)の活躍もあり、拓大は6勝3敗で東洋大に勝利した。国際規格に合わせ、ヘッドギアがなくなった事と評価制度が大きく変わった影響で個人的にはやや試合状況が分かり辛くなった。

拓大ボクシング部は順調な滑り出しだが、油断は禁物である。第三試合で最大のライバルである東農大が日大に敗北し、6月14日(土)が今後を占う上でターニングポイントである。今年は主将の藤田大和選手(4年)や山村隆博選手(4年)など昨年の経験者が残ったが、逆に若手がやや育ち辛い環境である。リーグ戦第三週では東農大戦を待たず、事実上の優勝が決まるか注目である。

三角洋平(102期)

ボクシング東洋大戦②ボクシング東洋大戦③